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「アラビアのロレンス」の名匠デビッド・リーンがキャリア初期の1945年に手がけた名作メロドラマ。俳優・作家・演出家としても知られるノエル・カワード製作のもと、カワード作の戯曲「静物画」を映画化。中年の男女の不倫の恋を、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」の調べに乗せて描き、1946年・第1回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた。夫や息子と暮らす平凡な主婦ローラは、毎週木曜に近くの街へ汽車で出かけ、買い物や映画鑑賞をして楽しんでいた。ある木曜の夕方、帰りの汽車を待っていた彼女は、喫茶店で医師アレックと知り合う。その後、食堂でアレックと再会したローラは、彼もまた毎週木曜に友人の代診で街を訪れていることを知る。2人は惹かれ合い、毎週会うようになるが……。1974年にはソフィア・ローレンとリチャード・バートンの共演でテレビ映画としてリメイクされた。
ネット上の声
- 【”目に入った煤を取ってくれた彼。”今作は家族ある女がふとしたきっかけで同じく家族持ちの医師と疚しい心を抱きつつ恋に落ち、やがて別れる様を気品高く描いた恋愛映画である。】
- 奥さまに興味無さそうに毎日暮らしているかと思っていたけど、旦那さまは彼女の毎日の
- デヴィッド・リーン監督の最高傑作かもしれない‼️
- 〝すべてを覚えていたい 一瞬一瞬まで・・・〟
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国イギリス
- 時間86分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演セリア・ジョンソン
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ロンドンの花売り娘が一流の淑女に変貌していく姿をオードリー・ヘプバーン主演で描き、1964年のアカデミー賞主要8部門を独占した名作ミュージカル。アイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショウの戯曲「ピグマリオン」をもとにした同名ブロードウェイミュージカルを、「フィラデルフィア物語」のジョージ・キューカー監督が映画化した。ロンドンで花を売り歩いていた女性イライザは、言語学の教授ヒギンズから下品な言葉遣いを直せば一流のレディになれると言われ、教授から言葉や礼儀作法のレッスンを受けることに。猛勉強の末に美しいレディへと成長したイライザは華々しい社交界デビューを飾るが、実は教授が彼女をめぐって友人のピカリング大佐と賭けをしていたことを知り、ショックのあまり教授のもとを飛び出してしまう。
ネット上の声
- んーーー、話というか、ヒギンズ教授が全然好きになれなかったどころか、そんな男は嫌
- 大丈夫、その虚勢は今、無意味になったから
- イギリス階層社会を描いたラブコメ。
- オードリーの作品では一番好きです!
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間173分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演オードリー・ヘプバーン
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ネット上の声
- アレック・ギネスは、こんなんでしたか
- ヘプバーンの出番はこれだけかあ…
- 笑いの基本
- ラストがガッカリ
コメディ
- 製作年1951年
- 製作国イギリス
- 時間81分
- 監督チャールズ・クライトン
- 主演アレック・ギネス
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「逢びき」に先じてノエル・カワードが製作した一九四四年作品で、彼の同名の劇を映画化したもの。監督は「逢びき」「大いなる遺産」のディビッド・リーン、撮影は上記二作の共同製作者ロナルド・ニーム、同じく二作の共同製作者アンソニー・ハヴロック・アランが共同製作を担当し、この三人が脚本を共同執筆した。主演は「誘惑の港」「ヘンリー五世(1945)」のロバート・ニュートン、「逢びき」のセリア・ジョンソンで、「大いなる遺産」「南極のスコット」のジョン・ミルズ、「大いなる遺産」の共同脚色者ケイ・ウォルシュ、「ハムレット(1947)」「逢びき」のスタンリー・ホロウェイ、「ウォタルー街」のアリスン・レゲット、「灰色の男」のエイミー・ヴェネス等が助演している。なおこれはテクニカラー色彩映画で、美術監督はC・E・ノーマン、音楽はミューア・マシーソンが指揮している。
ネット上の声
- 【1919年-1939年】
- 最初はジョン・ミルズの水兵さん姿を始めとした若作りに茫然とするが、徐々に物語に馴
- 『悲しみは空の彼方に』みたいな話だが、エモーションに欠けていてそんなに面白くない
- 第一次世界大戦が終わって復員してきたロバートは家族と共にイギリス郊外に引越し再出
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国イギリス
- 時間114分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演ロバート・ニュートン
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「邪魔者を除け」「落ちた偶像」「第三の男」の監督として有名なキャロル・リードが戦時中に作った映画で、「情熱の友」の脚色者エリック・アンブラーが書卸した原作を、彼が監督・脚本家・俳優のピーター・ユスティノフと共同で脚色し、「大いなる遺産」「情熱の友」のガイ・グリーンが撮影した。音楽は「艶ごと師」のウィリアム・オルウィン、製作は「闇の人生航路」のノーマン・ウォーカーと「魔の山」のジョン・サトロである。「天国への階段」「素晴らしき接吻」のデイヴィッド・ニーヴンが主演し、彼を助けて「ハムレット(1947)」「幸福なる種族」のスタンリー・ホロウェイ、「船団最後の日」のジェームズ・ドナルド、「激情」「シーザーとクレオパトラ」のジョン・ローリー、「誘惑の港」のレスリー・ドワイヤー、俳優で脚本も書き「トリエスト行寝台列車」等に出たヒュー・バーデン、「兇弾」のジミー・ハンリー、「誘惑の港」のウイアム・ハートネル、「三つの情熱」のレイモンド・ハントレー、監督兼俳優のピーター・ユスティノフ、「ヘンリー五世(1945)」のルネ・アシャーソン、「四重奏」のジャック・ワトリング等が助演。
ネット上の声
- 第二次世界大戦下、上官に反発しながらも、一人前の兵士として成長していく物語
- コメディタッチのプロパガンダ映画
- 名作と思います
- 原題:The Way Ahead
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国イギリス
- 時間114分
- 監督キャロル・リード
- 主演デヴィッド・ニーヴン
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「黄昏」のローレンス・オリヴィエと「悲愁(1946)」のハーバート・ウィルコックスが共同製作により、ジョン・ゲイの戯曲を映画化したテクニカラーのオペラ映画一九五三年作品、脚色はデニス・キャナン、監督はピーター・ブルックの担当。撮影は「オリヴァ・ツイスト」のガイ・グリーン、作曲・編曲はアーサー・ブリス。自ら歌もうたってローレンス・オリヴィエが主演し、新人ドロシー・テューティン、ダフニ・アンダーソン、スタンリー・ホロウェイ(ハムレット(1947))、ジョージ・ディヴァイン、メアリー・クレア(オリヴァ・ツイスト)、アシーン・セイラー(スペードの女王)らが助演する。
ミュージカル、 コメディ
- 製作年1952年
- 製作国イギリス
- 時間94分
- 監督ピーター・ブルック
- 主演ローレンス・オリヴィエ
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“ミセス・ブラウンのお嬢さん”で売りだしたマンチェスター・サウンズの代表的なグループ『ハーマンズ・ハーミッツ』が主演する音楽コメディ。トレヴァー・ピーコックとサデューズ・ベーンの脚本をソール・スイマーが監督にあたった。撮影はジャック・ヒルドヤード、音楽はハーマンズ・ハーミッツ自身の手による。出演はハーマンズ・ハーミッツの五人(ピーター・ヌーン、デレク・レッケンビー、カール・グリーン、キース・ホプウッド、バリー・ホイットハム)、「マイ・フェア・レディ」のスタンリー・ホロウェイ、「ふたりだけの窓」のマージョリー・ロードス、「茂みの中の欲望」のシーラ・ホワイト、新人サラ・コールドウェルほか。製作はアレン・クレイソン。
- 製作年1968年
- 製作国イギリス
- 時間110分
- 監督ソウル・スウィマー
- 主演ハーマンズ・ハーミッツ
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「鉄拳紳士」等のダグラス・フェアバンクス・ジューニア作品を製作したマーセル・ヘルマンの自主作品で、アメリカ映画から招いた「バァナデット歌」のウィリアム・アイスと新人ヘイゼル・コートが主演する。マルセル・アシャールとアナトール・リトヴァク共作の『殺し手』に基いて、レスリー・ストームとジェームズ・シーモアが脚色し「鉄拳紳士」のソーントン・フリーランドが監督し、かつてドイツ映画界にあったギュンター・クラムプが撮影し、ミッシャ・スポリアンスキーが音楽を書いている。助演者は「逢びき」のスタンリー・ホロウェイ、「ハムレット(1947)」のベイジル・シドニー、マーガレット・ラザフォード、ジョージ・ソープ、アイリーン・ブラウン等である。
- 製作年1947年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督ソーントン・フリーランド
- 主演ウィリアム・イース