詩人、小説家、画家、劇作家、映画監督などジャンルを超えて活躍したフランスの芸術家ジャン・コクトーが1932年に発表した映画監督デビュー作で、アバンギャルド映画を代表する1作となった古典的名作。
4つのエピソードで構成され、コクトーによる後の傑作映画「オルフェ」や小説「恐るべき子供たち」にも共通するギリシャ神話の要素や鏡、雪合戦といったモチーフを散りばめながら、事物が神秘的に息吹く様子を挑戦的な映像表現で描き出す。
作曲家集団「フランス6人組」の1人で、後に「ローマの休日」など数々の映画音楽を手がけるジョルジュ・オーリックが音楽を担当。ココ・シャネルが衣装を手がけた。
ネット上の声
- 自分は凡人なので全く理解不能だった
- コクトーによる、詩人と女神が織り成す前衛映画。「映画」につらなるギミックの数々に注目。
- 三度目の正直で、やっとこさ^_^;
- タイトルなし
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間51分
- 監督ジャン・コクトー
- 主演リー・ミラー