オーストリアの気鋭監督ルート・マダーが、近未来の完全な監視社会に潜む闇をスタイリッシュな映像とシュールな演出で描いたSFスリラー。近未来、人間たちは充実した生活を送るエリート中産階級と、「眠りの城塞」と呼ばれる特定地域に住む低所得者層とに分けられて暮らしていた。中産階級の人々は「ライフ・ガイダンス」という組織によって常に監視され、“最適な人間”から逸脱する行動を取ると、再教育されるか眠りの城塞に送られる。金融会社に勤める中産階級のアレクサンダーは、愛する家族に囲まれながら豪邸で何不自由ない生活を送っていたが、息子に発したある一言によってライフ・ガイダンスに目をつけられてしまう。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2018/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」(18年7月14日~8月24日)上映作品。
ネット上の声
- 管理社会といってもカメラがどこにも見当たらない・・・
- 管理社会といってもカメラがどこにも見当たらない・・・
- 賛否両論ありそうな作品、好き
- 定義は!?
サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国オーストリア
- 時間101分
- 監督ルート・マーダー
- 主演フリッツ・カール