-
ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダの代表作のひとつで、幸福を求める平凡な夫婦に訪れる皮肉な運命を描いた人間ドラマ。フランソワは美しい妻テレーズや可愛い子どもたちに囲まれ、平穏で幸せな毎日を送っていた。ある日、近くの町へ出かけたフランソワは、郵便局で働く女性エミリーと出会い、恋に落ちてしまう。その一方で、フランソワは妻テレーズのことも心から愛していた。ある日、家族を連れてピクニックに出かけたフランソワは、テレーズに不倫の事実を打ち明けるが……。1965年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。
ネット上の声
- 【今作のストーリー展開は”ジュテーム”の国、仏蘭西では、受け入れられるのであろうか。幸福の隣にある陥穽を描いたと思われる作品。】
- 映画序盤、結婚3〜4年目くらいの仲良さそうな夫婦が幼い子供2人を連れて静かな森で
- フランス映画は難しい+めっちゃ古い映画にチャレンジ
- 見捨てられた映画の中に傑作が埋もれている
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演ジャン=クロード・ドルオ
-
「軽蔑」の製作者、ジョルジュ・ド・ボールガールが新鋭の監督たちに作らせたオムニバス。撮影は「軽蔑」のラウール・クタール。 〔夏の接吻〕ベルナール・T・ミシェルの脚本・演出、ウォード・スウィングルが音楽を担当した。出演はマリー・フランス・ボワイエ、シャルル・セブリアン、カトリーヌ・ソラなど。 〔ユダの接吻〕ベルトラン・タヴェルニエ、クロード・ナオン、ロジェ・タイラールの共同シナリオをベルトラン・タヴェルニエが演出、エディ・ヴァルタンが音楽を担当した。出演はレティツィア・ロマン、ジュディー・デル・カリル、ベルナール・ルースレなど。 〔夜の接吻〕ジャン・フランソワ・オーデュロイの脚本・演出、クロード・ルーシュが音楽を担当した。出演はバーバラ・スティール、アントワーヌ・ロブロ、ミシェル・バルディネなど。 〔高価な接吻〕シャルル・L・ビッチの脚本・演出、ポール・ミスラキが音楽を担当した。出演はソフィア・トルケリ、ジャン・ピエール・ムーランなど。 〔16歳の接吻〕クロード・ベリの脚本・演出、ルネ・ウルトレジェルが音楽を担当した。出演はロレダーナ・ヌシアク、ジョニー・モンティレほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督ベルナール・トゥブラン・ミシェル
- 主演マリー=フランス・ボワイエ
-
監督のセルジオ・ゴッビはこれが四作目にあたる三十代の若手。「男と女(1966)」のクロード・ルルーシュ風に、回想場面ではモノクロにして凝った演出法をみせている。脚本は彼自身のオリジナルで共同脚本と台詞に女流ライター、ジャンヌ・クレサンジュが加わっている。撮影はジャック・ベッケル監督の遺児エティエンヌ・ベッケル、音楽はムード音楽派のロミュアルが担当。出演は「幸福」のマリー・フランス・ボワイエ、「パリは燃えているか」のピエール・ヴァネック、「太陽のサレーヌ」のピエール・マッシミほか。製作はロベール・フローラ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督セルジオ・ゴビ
- 主演マリー=フランス・ボワイエ