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アウグスト・ストリンドベルイの同名の著名な一幕戯曲より、スウェーデン王室演劇場出身のアルフ・シェーベルイが脚色・監督した一九五一年度作品で、同年カンヌ国際映画祭においてグラン・プリを獲得した。撮影はイエラン・ストリンドベルイ(原作者と親戚)、音楽はダグ・ヴィレーンの担当。主演はすべて王室演劇場出身のアニタ・ビョルク、ウルフ・パルメ、アンデルス・ヘンリクソン(彼は監督者でもある)。以下、メルタ・ドルフ、リッシ・アーランド、子役のインゲル・ノウルベルイ、ヤン・ハーゲルマンらが助演。
ネット上の声
- ジュリーが傷心(ハートブレイク)。
- ベルイマンの先輩格ながら、パルムドール受賞作の二本以外は日本で紹介されていないア
- 男女平等を唱える人は精神異常者っていう時代だったのか…「高飛車な女?嫌いじゃない
- 恐らく当時は嫌な令嬢がああいう結末を迎えて、男尊女卑思考が強い方々がほくそ笑む様
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国スウェーデン
- 時間93分
- 監督アルフ・シェーベルイ
- 主演アニタ・ビョルク
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夏の別荘、夫の帰りを待つ四人の女たち。退屈しのぎに始まったのは、それぞれの結婚生活の秘密の告白だった。
舞台はスウェーデンの夏の別荘。夫である四兄弟の帰りを待つ妻たちが、時間を持て余している。やがて一人が、自らの結婚にまつわる秘密を語り始めたことをきっかけに、女たちの間で赤裸々な告白ゲームが開始。パリでの情事、エレベーターに閉じ込められた夫婦の朝、予期せぬ妊娠の記憶。ユーモラスに、時にシニカルに語られるそれぞれの物語は、愛、欲望、裏切り、そして和解といった結婚生活の様々な側面を映し出す。女たちの本音から見えてくる、夫婦という関係の可笑しくも愛おしい真実。
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国スウェーデン
- 時間108分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演アニタ・ビョルク
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「百万長者と結婚する方法」のナナリー・ジュンスンが製作・脚色のほか、はじめての監督にあたるシネマスコープ時局劇である。ストーリーはテッド・ハリスとトマス・リードの共同。「征服への道」のチャールズ・G・クラークが撮影監督、シリル・J・モックリッジが音楽作曲を担当した。主演は「ローマの休日」のグレゴリー・ベック、「令嬢ジュリー」のアニタ・ビヨルク、「栄光の星の下に」のブロデリック・クロウフォード、無言映画「盗賊」で映画デビューしたリタ・ガムで、以下「男の叫び」のウォルター・エイベル、バディ・イーブセン、ケイシー・アダムズなどが助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ナナリー・ジョンソン
- 主演ブロデリック・クロフォード