刑務所から戻った男。彼を待っていたのは、二人の女と裏切りの銃弾。ファスビンダーが描く、冷徹なフィルム・ノワール。
1960年代、ミュンヘン。刑務所から出所したばかりのチンピラ、フランツ。彼の帰りを待っていたのは、恋人のヨアンナと、彼に惹かれるもう一人の女マルガレーテ。二人の女の愛と嫉妬が渦巻く中、フランツは旧友と共にスーパーマーケット強盗を計画。しかし、女たちの複雑な感情が計画に影を落とし、裏切りと破滅の足音が静かに忍び寄る。愛、友情、そして裏切りが交錯する、冷酷な人間模様の果てに待つものとは。救いのない愛の悲劇。
ネット上の声
- 勝手にしやがれ+いぬ
- 話自体はまあそれほど、だけど以前の作品に比べてカメラワークと演出が一気にファスビ
- 初期のファスビンダー監督作だが、ハンナ・シグラが相変わらずの美しさ、存在感を見せ
- ◎ 要所要所で音楽が的確な働きをして、登場人物の気分を表していたように感じました
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ドイツ
- 時間88分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ハリー・ベアー