世紀末のとある街。奇妙な人々が織りなす、不条理で物悲しい人生の断片。
20世紀末、灰色の空に覆われた北欧の街。事業に失敗し、全てを失った男。十字架を売り歩くセールスマン。生きたまま魔術の実験台にされる少女。人々は無表情に街をさまよい、意味を失った儀式を繰り返す。経済は崩壊し、街は大渋滞、社会は機能不全。そんな絶望的な世界で繰り広げられる、滑稽で、どこか哀しい人間模様の数々。これは、現代社会の不安と孤独を、独特の映像美で切り取った、忘れがたい映像詩。
ネット上の声
- 【ロイ・アンダーソン監督のブラックでシュールな初期作品。その後の作品への萌芽は感じられるが、笑いの要素が少ないだけ、難解さが残る作品。】
- コメディということだけど、いつもながら全然笑えない
- 悲劇か喜劇かって?このミックスがいいのに
- おかしくて せつなくて ばかばかしい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国スウェーデン,フランス
- 時間98分
- 監督ロイ・アンダーソン
- 主演ラース・ノルド