10歳の少年が母との約束を胸に、大都市ボンベイの過酷な現実を生き抜く希望と絶望の物語。
舞台は1980年代、インドの大都市ボンベイ。母にサーカスへ置き去りにされた10歳の少年クリシュナ。故郷へ帰るための500ルピーを稼ぐという母との約束だけを信じ、彼はスラム街の過酷な日常へと足を踏み入れる。そこは、貧困と犯罪が渦巻く世界。茶運び、麻薬の売人、娼婦たちとの出会い。純粋な心を失わず、必死に働き続けるクリシュナ。しかし、非情な現実は次々と彼に襲いかかる。果たして少年は、母の元へ帰るという唯一の希望を守り抜けるのか。その小さな手に握りしめる運命。
ネット上の声
- 「踊らないインド映画」の傑作。ボンベイのストリートチルドレンの現実がこれでもかと描かれてて、胸が締め付けられる。でも目を背けちゃいけない現実だよね。
- 主人公の男の子が健気で…。ネパールの女の子との恋も切なくて泣けた。
- かなり重いテーマ。インドの光と影の「影」の部分をリアルに描いてる。楽しい映画が見たい人には向かないかも。
- すごい映画だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国インド,イギリス,フランス,アメリカ
- 時間113分
- 監督ミーラー・ナーイル
- 主演シャフィーク・サイイド