全7作品。ション・シンシンが出演した映画ランキング

清朝末期の広州。西洋医学と中国武術、二つの正義が激突する歴史アクション活劇。

19世紀末、西洋文化が流入する広州。高名な武術家ウォン・フェイホンは、西洋医学を学ぶため学会に出席。そこで彼は、排外主義を掲げる過激な宗教結社「白蓮教」の暴動に遭遇する。教団は外国人を無差別に襲撃し、街は混乱の渦に。フェイホンは、革命家の孫文と出会い、彼の護衛を引き受けることに。押し寄せる白蓮教の刺客たち。中国の未来を賭け、伝説の武術家がその拳を振るう。

父の仇、失われた右腕。絶望の淵から這い上がる、片腕の剣士の壮絶なる復讐劇。

混沌とした時代の中国、刀剣工場「正刀荘」。そこで働く実直な若き刀鍛冶のディンオンは、尊敬する師匠が実は父の仇敵に殺されていたという衝撃の事実を知る。復讐を誓うも返り討ちにあい、右腕を斬り落とされる絶望。すべてを失った彼が偶然手にしたのは、一冊の秘伝の武術書と折れた刀だった。片腕という致命的なハンデを乗り越え、独自の剣術を編み出すための過酷な修行。憎しみの連鎖の果てに、彼が見出すものとは。血と硝煙にまみれた壮絶な戦いの幕開け。

中国近代史の実在のヒーロー、黄飛鴻（ウォン・フェイフォン）の活躍を描く人気シリーズの第6作。シリーズ第1～3作「天地黎明」（91）「天地大乱」（92）「天地争覇」（93）で主演したジェット・リーが当たり役に復帰、装いも新たにアメリカ、テキサスでロケを敢行したのも話題に。製作は同シリーズのツイ・ハーク（「ブラック・マスク　黒侠」）。監督・アクション監督は「金城武の死角都市・香港」（監督・主演）のサモ・ハン・キンポー。製作総指揮は「ブラック・マスク　黒侠」のチャールズ・ヒョン。撮影はウォルター・グレッグ。音楽は「ゴッドギャンブラー」シリーズのローウェル・ロー。共演は同シリーズの常連ロザムンド・クァン、ション・シンシンはじめ、ＴＶシリーズ版『黄飛鴻』（日本ではスターチャンネルで放映）のチャン・クォクボンほか。

清朝末期、東南地方では海賊が横行し、また外国勢力による侵攻も重なり、庶民の生活はままならないものとなっていた。南少林寺の禅僧たちは積極的に国家を守る動きをし、長い歴史の中輝かしい足跡を残した。海賊の主領である蔡炎（ルイス・ファン）は外国の侵攻勢力との激しい戦いの中、右腕であった徐昭（シャン・シンシン）の裏切られ重傷を負い記憶を失うが、南少林寺の僧侶・彗遠に命を助けられ彼らと暮らすようになる。徐昭を含めて人々は蔡炎が死んだものと考え、遺体無きまま葬式を行った。そして、南少林寺の弟子たちが貧しい人々を助けている姿に触発された蔡炎には、いつしか正義の心が芽生え始めていた。身体を鍛え徳を積む毎日。ある日、自分を裏切った徐昭たちが国宝・「至尊宝印」を略奪し、栄華を手に入れようとしていることを知る。ただひたすら耐えに耐えて苦難を乗り越えた末、遂には正義の拳を振り上げ、悪と化した権力に立ち向かう決意をするのであった…。