全5作品。柳生みゆが出演した映画ランキング

10年ぶりに故郷へ帰った青年。幼なじみとの再会が、止まっていたはずの過去と現在の時間を静かに動かし始める。

舞台は、豊かな自然が残る日本のとある田舎町。10年ぶりに故郷へ戻ってきた青年、真治。彼は、町で写真館を営む幼なじみの朋美と再会。変わらない故郷の風景と、少しだけ変わってしまった友人たち。ぎこちない会話の中に、かつての淡い想いと空白の10年間が交錯。真治が故郷を離れた理由、そして朋美が抱え続ける想い。二人の再会をきっかけに、止まっていた時間が再び動き出す。過去と向き合い、未来へ踏み出すための、静かで優しい数日間の物語。

母を事故で失った日本人の少女と、病床の父を支えるイラン人少年の交流を中心に、文化の壁を乗り越えていく人々の姿を描く。監督は「テヘラン悪ガキ日記」のカマル・タブリージー。実話を基に、文化の違うふたつの国の人と人の繋がりを情感豊かに綴る。

ミカ（於保佐代子）は出産直後に置き去りにされ、両親の顔を知ることなく養護施設で成長する。やがて一人前になった彼女は、自分を捨てた母親直子（滝沢涼子）の消息をつかむことに成功するが、そこには夫と高校生の娘（柳生みゆ）と共に幸福な家庭を築いている母の姿があった。数日間その家を監視していてミカは、ある決意をする。