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病の娘のため、男は強盗になった。刑事と夫婦が過ごす、息詰まる一夜のサスペンス。
1930年、東京。男・俊作は、重い病に苦しむ娘の手術代のため、拳銃を手に強盗を働く。大金を手にして帰宅した彼を待っていたのは、全てを察した妻と、一人の刑事。刑事は俊作を犯人と断定するが、娘の容態を見て「朝まで待つ」と告げる。病の娘が眠る一部屋で始まった、犯人である夫、彼を庇う妻、そして職務を全うしようとする刑事、三人の奇妙で緊張に満ちた一夜。夜明けが近づくにつれ、それぞれの想いが交錯する。家族の愛と罪が引き起こす、緊迫の心理劇。
ネット上の声
- 伴奏がないサイレント映画はマジで初めて観た
- サイレントに於ける音の表現は
- 暗黒街の小津2
- 【人間は眠ってはいけない時に眠くなる生きもの。それを人間の善性と結び付けたサイレントヒューマンドラマ。】
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間66分
- 監督小津安二郎
- 主演岡田時彦
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昭和初期の東京。不況の波にのまれたサラリーマンが、家族のためにプライドを捨てて奮闘する物語。
舞台は昭和6年の東京。保険会社に勤める平凡なサラリーマン、岡島伸二。彼はある日、会社の理不尽なリストラに異を唱えたことで、自らも職を失ってしまう。愛する妻と二人の子供を抱え、不況の嵐が吹き荒れる中で必死に次の職を探す岡島。しかし現実は厳しく、貯金も底をつき始める。息子の病気という更なる困難が彼を襲う。かつてのプライドを捨て、家族を守るために彼が下した決断とは。小津安二郎監督が描く、サイレント映画時代の社会派ドラマの傑作。
ネット上の声
- 小津さんの無声映画ってやっぱ天才かも…
- カロリー軒|失業都市東京
- 小津安二郎が評価されはじめた最初の一本とのことで、なるほど、もうほとんんど小津作
- 笠さんが若いのに老人役やってるのってコレかな?そんなに変な風には見えなかったけど
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督小津安二郎
- 主演岡田時彦
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ネット上の声
- 旧書体使われすぎて最初は平仮名追うのも大変だったけどメロドラマなのに当時の広瀬す
- トラックバックによるダンスシーンの取り込み、成瀬もやっていたが当時の流行りだった
- タイピストとして働いてるだけでこんなに言われるもんなのか、、、
- 清水宏もこんなモダンなメロドラマを撮ってた頃があったんだなあ
- 製作年1929年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督清水宏
- 主演八雲恵美子
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「三本指の男」に次いで牧野所長自ら製作に当る東横映画正月作品。紅葉山人の名作を先年武者小路実篤が松竹のために現代風に戯曲化(この芝居は東劇で先代守田勘守の貫一、水谷八重子のお宮、井上正夫の荒尾で上演された)したものを「素浪人罷通る」(大映京都)の八尋不二が更に映画化したもので、演出は「淑女とサーカス」「愉快な仲間(1947)」(松竹京都)のマキノ正博東横第一回作品。撮影は「愉快な仲間(1947)」の三木滋人が担当。主演は「こころ月の如く」の上原謙(貫一)と轟夕起子(お宮)で他に「新馬鹿時代」の古川ロッパ「新婚リーグ戦」の木暮実千代「かけ出し時代」の大日方伝の豪華キャスト前後篇に分けて上映される。
- 製作年1932年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳亭
- 主演林長二郎
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- 製作年1931年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督重宗務
- 主演八雲恵美子
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- 製作年1931年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督清水宏
- 主演高田稔