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全編96分ワンカット。サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館で、300年のロシア史を巡る幻想的な時間旅行。
21世紀初頭、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館。現代に迷い込んだ19世紀フランスの外交官と共に、観客は時空を超える旅に出る。ピョートル大帝、エカテリーナ2世、そして最後の皇帝ニコライ2世一家。豪華絢爛な宮殿を舞台に、ロシア帝国の栄華と悲劇の歴史が目の前で蘇る。数千人のエキストラ、壮麗な衣装、歴史上の人物たちとの邂逅。撮影を一切止めないワンシーン・ワンカットで撮影された、前代未聞の映像体験。これは映画か、夢か、それとも歴史そのものか。観る者を圧倒する映像の奔流。
ネット上の声
- アメージングワンショットヒストリカルミュージアムファンタジー
- ラストだけでも観る価値あり!
- ヨーロッパの終わりとロシア
- 衣擦れの音に耳をかたむけて
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国ロシア,ドイツ,日本
- 時間96分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演セルゲイ・ドレイデン
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養子縁組を前に、見知らぬ実の母を求め凍てつくロシアをたった一人で旅する6歳の少年の物語。
凍てつく冬のロシアにある孤児院。そこで暮らす6歳のワーニャに、裕福なイタリア人夫婦との養子縁組の話が舞い込む。しかし、彼は一度養子に出され戻ってきた少年から実の母親の話を聞き、自分も母に会いたいと強く願うように。施設の書類から母親の住所を盗み見たワーニャは、養子縁組が決まる直前、たった一人で孤児院を脱走。広大で過酷なロシアの大地を、見知らぬ母の温もりだけを信じて進む幼い旅。その小さな背中が辿り着く先にあるものとは。
ネット上の声
- 裕福な夫婦の養子になって何不自由なく幸せに暮らせるかもしれない
- 何故か『禁じられた遊び』を思い出させた
- 何処かのレビュー記事に「字を覚える際の
- 【残酷な社会だから光るひたむきな愛】
実話、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2005年
- 製作国ロシア
- 時間99分
- 監督アンドレイ・クラフチューク
- 主演コーリャ・スピリドノフ
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革命の指導者レーニン、その最晩年。権力を失い、病に蝕まれる一人の男の孤独と苦悩を描く歴史ドラマ。
1923年、モスクワ郊外のゴルキ。かつてロシア革命を導いたウラジーミル・レーニンは、脳卒中の後遺症で言葉もままならず、車椅子での生活。スターリンによって実権を奪われ、厳重な監視下に置かれる日々。偉大な指導者の威厳はなく、そこにいるのは、ただ老いと病に苦しむ一人の人間。妻クルプスカヤとの穏やかな時間だけが心の支え。歴史の奔流から取り残された男が最期に見たものとは。静寂の中に人間の尊厳を問う、衝撃の肖像。
ネット上の声
- レーニンを描いた本作、ヒトラーの「モレク神」、昭和天皇ヒロヒトの「太陽」と、人な
- 個人に歴史の負債を背負わせられるか?
- ソクーロフにしてはわかりやすい
- 英雄のあまりにも寂しい晩年
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国ロシア,日本
- 時間94分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演レオニード・モズゴヴォイ