捕虜交換のため囚われの身になった兵士と、彼を捕えた一家の姿を描き、反戦を訴えたドラマ。トルストイの小説『コーカサスの虜』の設定を、現代のチェチェン紛争に置き換え、「モスクワ・天使のいない夜」のセルゲイ・ボドロフ監督で映画化。脚本は製作も兼任したボリス・ギレルの原案を、ボドロフ、ギレル、アリフ・アリエフが執筆。撮影は「ヴァーリャ!愛の素顔」のパーヴェル・レベシエフ。出演は「太陽に灼かれて」のオレーグ・メンシコフ、ボドロフの実子セルゲイ・ボドロフ・ジュニアほか。96年カンヌ映画祭国際批評家協会賞・観客賞、ソチ映画祭、カルロヴィバリ映画祭グランプリ受賞。
ネット上の声
- ジャケ写からずいぶん昔の話だと思ったら90年代のチェチェン紛争が舞台だった
- トルストイの小説を90年代のチェチェン紛争に置き換えた美しく哀しい物語
- ラストが虚しくなる。
- 「コーカサスの虜」
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国カザフスタン,ロシア
- 時間95分
- 監督セルゲイ・ボドロフ
- 主演オレグ・メンシコフ