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旧ソ連映画を代表する名匠ニキータ・ミハルコフが30年代のスターリンの大粛清をテーマに、激動の時代に引き裂かれた男女の悲劇を描いた人間ドラマ。ミハルコフが主演を兼ね、脚本をルスタム・イブラギムベーコフと共同で執筆、製作にも参加。撮影は「ウルガ」のヴィレン・カルータ。美術はウラジミール・アロニン、アレクサンドル・サムレキン。録音はフランスのジャン・ウマンスキー、編集はイタリアのエンツォ・メニコーニ。音楽は「惑星ソラリス」などタルコフスキー作品で知られ、「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」「ウルガ」でもミハルコフと組んだエドゥアルド・アルテミエフ。出演はほかに「恋愛小説」のインゲボルガ・ダプコウナイテ、ミハルコフの末娘ナージャ、舞台の名優でミハルコフの「絆」などのオレグ・メシーコフ。主題歌はロシアン・タンゴの名曲『疲れた太陽』。67回米アカデミー外国語映画賞、94年カンヌ映画祭審査員グランプリ受賞。キネマ旬報外国映画ベストテン第6位。
ネット上の声
- 今はロシアの作品を観るのもなんとなく憚られそうだけど、これは1936年のソ連が舞
- 時代に引き裂かれた愛、大粛清という悲劇
- 映像が美しすぎて泣ける。
- ナージャに救われる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国ロシア,フランス
- 時間136分
- 監督ニキータ・ミハルコフ
- 主演オレグ・メンシコフ
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アメリカ人女性がロシアの大地で経験した、最初で最後の真実の愛。監督は「太陽に灼かれて」のニキータ・ミハルコフ。脚本は「太陽に灼かれて」のルスタム・イブラギムベコフ、ミハルコフが担当。撮影は「コーカサスの虜」のパーヴェル・レベシェフ。音楽は「太陽に灼かれて」のエドワルド・アルテミエフ。出演は「陰謀のシナリオ」のジュリア・オーモンド、「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコフほか。
ネット上の声
- 題名でスルーせずに、ぜひ見て欲しい
- な、な、な、長え~~
- 授業で鑑賞
- 人からおすすめされてタイトルだけ聞いて「髪結いの亭主」っぽいのかと勝手に思ってい
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ロシア,フランス,イタリア,チェコ
- 時間162分
- 監督ニキータ・ミハルコフ
- 主演ジュリア・オーモンド
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捕虜交換のため囚われの身になった兵士と、彼を捕えた一家の姿を描き、反戦を訴えたドラマ。トルストイの小説『コーカサスの虜』の設定を、現代のチェチェン紛争に置き換え、「モスクワ・天使のいない夜」のセルゲイ・ボドロフ監督で映画化。脚本は製作も兼任したボリス・ギレルの原案を、ボドロフ、ギレル、アリフ・アリエフが執筆。撮影は「ヴァーリャ!愛の素顔」のパーヴェル・レベシエフ。出演は「太陽に灼かれて」のオレーグ・メンシコフ、ボドロフの実子セルゲイ・ボドロフ・ジュニアほか。96年カンヌ映画祭国際批評家協会賞・観客賞、ソチ映画祭、カルロヴィバリ映画祭グランプリ受賞。
ネット上の声
- ジャケ写からずいぶん昔の話だと思ったら90年代のチェチェン紛争が舞台だった
- トルストイの小説を90年代のチェチェン紛争に置き換えた美しく哀しい物語
- ラストが虚しくなる。
- 「コーカサスの虜」
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国カザフスタン,ロシア
- 時間95分
- 監督セルゲイ・ボドロフ
- 主演オレグ・メンシコフ
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冷戦時代のソ連で祖国を思い、激しく生きたフランス人女性の姿を壮大なスケールで描く。監督・脚本は「フランスの女」のレジス・ヴァルニエ。共同脚本は「サムバディ・トゥ・ラブ」のセルゲイ・ボドロフ、「キャラバン」のルイ・ガルデルほか。撮影は「ヴァンドーム広場」のローラン・ダイヤン。音楽は「ブリジット・ジョーンズの日記」のパトリック・ドイル。美術は「フルスタリョフ、車を!」のウラジミール・スヴェトザロフ。出演は「嘘の心」のサンドリーヌ・ボネール、「シベリアの理髪師」のオレグ・メンシコフ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「コーカサスの虜」のセルゲイ・ボドロフ・ジュニアほか。
ネット上の声
- (社会主義の)独裁の歴史を忘れないために
- この監督、女性を上手く描く
- 大祖国戦争の痛手から立ち直るべく、国外に避難・亡命していた白軍関係者を呼び戻そう
- サンドリーヌ・ボネール主演に惹かれて観たら、「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコ
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国ブルガリア,フランス,ロシア,スペイン
- 時間121分
- 監督レジス・ヴァルニエ
- 主演サンドリーヌ・ボネール
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ロシアの巨匠ニキータ・ミハルコフの代表作で、カンヌ国際映画祭グランプリ、アカデミー外国語映画賞をダブル受賞した「太陽に灼かれて」(1994)の続編。1934年5月、KGB幹部のドミートリ大佐は、モスクワのスターリン私邸に呼び出され、銃殺刑にされたはずの元英雄アレクセイを捜索するよう命じられる。ドミートリは複雑な思いにかられながらも、アレクセイの消息をたどる。第2次大戦下のソ連を舞台に、男女3人の数奇な愛憎を描く戦争ドラマ。
ネット上の声
- 父を思い続け、娘を思い続け、戦火に生きる
- 【マレーの虎】の人にちょっと重なりました
- 最高リアルさ+痛快感+ブラックユーモア!
- 死期を悟った男性が取る行動は万国共通?
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国ロシア
- 時間150分
- 監督ニキータ・ミハルコフ
- 主演ニキータ・ミハルコフ
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WOWOWでは「ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚」のタイトルで放映。
ネット上の声
- 命の選別できるのは神のみです
- 電気ショック療法は平賀源内だけではない
- 見えないお友達を増やし続けるゴーゴリ
- ほし いつつ
ファンタジー
- 製作年2018年
- 製作国ロシア
- 時間99分
- 監督イゴール・バラノフ
- 主演アレクサンドル・ペトロフ
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ロシアのエドガー・アラン・ポーとも呼ばれる文豪ニコライ・ゴーゴリを主人公に、異世界とつながる闇の力に覚醒したゴーゴリが難事件の解決に挑む姿を描いたダークファンタジー。1829年、サンクトペテルブルク。腕の立つ探偵グローと知り合った駆け出しの作家ニコライ・ゴーゴリは、若い美女だけが狙われる連続猟奇殺人事件を調査するため、ウクライナの小さな村へやってくる。探偵グローは、ゴーゴリがその村の近くの出身で土地勘があることに加え、異世界の者とつながる神秘の力を持っていることから、彼を同伴者に選んだのだった。ゴーゴリは自分でも制御できない悪夢の力によって、事件の真相に近づいていくが……。ヒューマントラストシネマ渋谷の特集「WCC ワンダーナイト・シネマカーニバル2019」内の「WWC ホワット・ア・ワンダフル・シネマ2019」(10月4日~)上映作品。WOWOWでは「ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち」のタイトルで放映。
ネット上の声
- ゴーゴリのキャラがよい。
- 1~3までの総評。何もない作品。
- 悪魔に年齢はありません
- うーん。寝落ち
ファンタジー
- 製作年2017年
- 製作国ロシア
- 時間106分
- 監督イゴール・バラノフ
- 主演アレクサンドル・ペトロフ
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巨大宇宙船が飛来したモスクワを舞台に描いたロシア製SFアクション大作。巨大な球体宇宙船がモスクワに飛来し、ビルをなぎ倒して多くの死傷者を出しながら着陸した。異星人との初めての遭遇に人々が戸惑う中、ロシア政府は即座に戒厳令を敷き事態の収拾を図ろうとする。一方、ロシア軍司令官の娘ユリアは異星人の科学技術者ヘイコンと出会い、ヘイコンが故郷の惑星へ帰るために必要なデバイス「シルク」探しを手伝うことに。異星人に対する排斥の気運が高まる中、ヘイコンと一緒に過ごすうちに自分が彼を愛し始めていることに気づくユリアだったが……。監督は「スターリングラード 史上最大の市街戦」のフョードル・ボンダルチュク。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(17年7月15日~8月18日)上映作品。
ネット上の声
- 宇宙人が攻めてきた🛸👽ということで「大好きなSF作品だー😆」と思いきや、女の子と
- 見る人を選ぶ。「コンタクト」が好きなら。
- 【人間の愚かさがない宇宙人との交流】
- 最高の素材を贅沢に投げ捨てた作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国ロシア
- 時間117分
- 監督フョードル・ボンダルチュク
- 主演イリーナ・スタルシェンバウム
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ロシアの巨匠ニキータ・ミハルコフ監督が、カンヌ国際映画祭グランプリとアカデミー外国語映画賞をダブル受賞した「太陽に灼かれて」(1994)、同作から16年を経て手がけた「戦火のナージャ」(2010)とあわせて3部作として描く戦争ドラマの第3部。第2次大戦下、ロシア革命の英雄でありながら政治犯の汚名を着せられたコトフは、懲罰部隊の一兵卒として前線に立たされていた。そんなコトフの前に深い因縁で結ばれたドミートリが現れ、すでにこの世を去ったと思われたコトフの元妻マルーシャが生きているという事実を告げる。一方、父コトフとの再会を願い続ける娘のナージャは、従軍看護師として戦場を駆け回っていたが……。
ネット上の声
- ささやかな日常さえもが至福のひと時
- ちゃんと日本で公開されてよかった
- まだまだ、終わっていないよ!
- まさしく、これぞ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ロシア
- 時間150分
- 監督ニキータ・ミハルコフ
- 主演ニキータ・ミハルコフ