異形の剣士、斑平。その醜さ故に虐げられ、唯一信じた女にも裏切られた男が、復讐の鬼と化す、狂気と哀しみの時代劇。
時は江戸時代。生まれつき醜い痣を持つが故に、人々から蔑まれ生きてきた剣の達人、斑平。彼は、藩主の側室お紋に初めて人の優しさに触れ、心を許す。しかし、それこそが藩の秘伝書を狙う者たちの卑劣な罠。愛も忠誠も、全てを奪われた斑平の心。信じた者たちへの裏切りを知った時、彼の持つ無双の剣は、凄まじい憎悪を宿した復讐の刃へと変貌。人間性を捨て、ただ斬り進む修羅の道。その先に待ち受けるのは、救いか、それともさらなる絶望か。
ネット上の声
- バーで隣に座った映画好きのおっちゃんから勧められて鑑賞しました
- 宿命。受け入れるか否かが人生の分かれ道
- 三隅美学満載ですが、話が崩壊
- 三隅研次監督 市川雷蔵主演
時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督三隅研次
- 主演市川雷蔵