「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ監督が、ドナウ川沿岸に暮らすロマ一族の悲喜こもごもを生き生きと活写したコメディ。若者ザーレの恋を縦軸に、ザーレの父マトゥコと新興ヤクザが企てる列車強盗、ザーレの祖父ザーリェとマフィアの友情など、3世代の人々が織りなす物語を描く。騙しの天才を自称するマトゥコは、ロシアの密輸船から石油を買うが見事に騙されてしまう。金に困ったマトゥコだったが父ザーリェには見限られているため、起死回生の策として列車強盗を画策。新興ヤクザのダダンに協力を持ちかけるが……。1998年・第55回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。
ネット上の声
- クストリッツァの作品は動物と老人がかかせない
- 太陽とアヒル、ブタ、ネズミ、ヒト、ネコ
- エミール・クストリッツァの人間讃歌
- 『人間って変な生き物だニャ・・・』
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス,ドイツ,ユーゴスラビア
- 時間130分
- 監督エミール・クストリッツァ
- 主演バイラム・セヴェルジャン