自由を求め、社会に牙を剥く暴走族リーダーの仁。彼の純粋な怒りと疾走が、80年代日本の閉塞感を打ち破る伝説のバイオレンス・アクション。
1980年代初頭の日本。巨大暴走族「魔墓呂死」の特攻隊長・仁は、チームの解散と右翼団体への合流を決めた総長に反発し、たった一人で組織に反旗を翻す。彼が求めるのは、誰にも縛られない絶対的な自由。恋人との安息も、社会への順応も拒絶し、ひたすらバイクを飛ばし続ける仁。しかし、彼の過激な行動は、やがて警察やかつての仲間たちとの全面戦争へと発展。孤立無援の中、仁の怒りは臨界点を超え、破滅的な暴走へと加速していく。彼の行き着く先は、栄光か、それとも死か。剥き出しのエネルギーが爆発する、衝撃の物語。
ネット上の声
- とにかく熱量がすごい!今の時代じゃ絶対作れない、昭和のアナーキー感が爆発してる。山田辰夫の生き様が不器用だけど最高にカッコよくて痺れた。まさに伝説。
- オープニングからもう最高。映像も音楽も全部が尖っててカッコよすぎる。ダサいんだけど、それが一周回ってクールなんだよなw
- ストーリーは正直むちゃくちゃなんだけど(笑)、それを超えるパワーと衝動にやられた。理屈じゃなくて魂で観る映画って感じ。
- なんでこんなに評価高いのか全然わからなかった。ただただ痛々しくて、主人公にも共感できず…。自分には合わなかったみたい。
ヤンキー、 アクション
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督石井聰亙
- 主演山田辰夫