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「背中」「さいはて」の越川道夫監督が、同2作に続いて「誰でもない恋人たちの風景」をテーマに取り上げた作品。生活に苦しみながらも道端に咲く花草を愛し、ささやかに生きる男女の生活を、優しさと激しさを交えながら描いた。
画家のナズナは、恋人のキタムラとの生活の果てに精神のバランスを崩し、キタムラのもとから逃亡する。出版社に勤めるコタロウの部屋に逃げ込んだナズナは、そのままコタロウと生活を共にする。花や草を愛でる優しいコタロウの愛に包まれ、落ち着きを取り戻していくナズナ。しかし、コタロウの勤める出版社が潰れて収入がなくなったことにより、徐々に2人のささやかな生活にも亀裂が生じ始める。
ナズナ役は、映画「過激派オペラ」や舞台、テレビでも活躍する佐久間麻由。コタロウ役は、越川監督の「アレノ」でスクリーンデビューし、「佐々木、イン、マイマイン」「ゆめのまにまに」などに出演してきた遊屋慎太郎がそれぞれ担当。そのほか、キタムラ役の永岡佑らが脇を固める。
ネット上の声
- 「あの日から私達はずっと二人でいる」
- ナズナの気持ちが2人の男性の間で行ったり来たりしてて見ていて何だかな
- 貧乏なんなら体力使うエッチは頻繁にしないほうがいいんじゃないかな?
- 問題の解決を外に求めても同じことの繰り返し
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督越川道夫
- 主演佐久間麻由
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- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督保坂大輔
- 主演つぼみ
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ダイニングバーで働く砂織は人に料理を振る舞うのが好きだが、物静かな常連客・九条が食事をしてくれないことに悩む。もう1人の常連客・美江は同せい中の彼氏がまともに働かないストレスから過食症になるが、ある日、妊娠していることに気がつく。美江の務める会社の社長は経営難から食べることができず、空腹に耐えかねて娘のための弁当を食べてしまい……。4組の男女がおりなす「食」についての人間模様を、シューベルトの弦楽四重奏第14番「死と乙女」にのせて描く。
ネット上の声
- 「当たり前に食べる」ということの難しさ
- 生きること、食べること、愛すること。
- へんなひとがいっぱいでてくる。
- 食べる楽しみ。食べる苦しみ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督栗村実
- 主演佐久間麻由
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名前が紹介されることもなく使い捨てられていく企画AV女優たちの衝撃的な性と生をインタビュー形式でつづり話題を呼んだ同名ノンフィクション書籍を映画化。渋谷でスカウトされてAV女優になった22歳の地味なOL純子は、撮影現場で出会った元ヤンキーの先輩女優・綾乃と心を開きあう仲に。いつもとは違う自分に変身することで居場所を見つけたように感じていた純子だったが、そんな彼女にもAV業界の厳しい現実が降りかかり……。
ネット上の声
- 何を得て、何を失うのか? 人生のひとつの経験として観るとよいでしょう
- 女性にも観てもらいたい映画ではありますが…
- 最後のまとめ方で大失敗。それがなければ…
- イイけど、嘘をついてるシーンが気になる。
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督佐藤寿保
- 主演安井紀絵