喜劇王チャールズ・チャップリンが初めて手がけたシリアスドラマ。チャップリンは主演を務めず監督・脚本・製作・作曲と裏方に徹し、すれ違う男女の心の機微を光と影の映像美で描き出した。
フランスの田舎町で暮らすマリーは、恋人ジャンとパリへ駆け落ちすることを決める。しかし約束の夜、ジャンは父親が急逝したため駅へ行くことができず、失意のマリーはひとり、パリ行きの列車に乗る。1年後、マリーは富豪ピエールの愛人として贅沢な暮らしを送っていた。ある日、彼女はパリに来ていたジャンと偶然の再会を果たす。
「キッド」のエドナ・パービアンスがマリー役で初主演を務め、「犯罪都市」のアドルフ・マンジューが富豪ピエールを演じた。
ネット上の声
- 【”幸福の秘訣は、他人に尽くす事”愚かしくも愛らしい女性の、波乱の半生をチャールズ・チャップリンが監督に徹して描いた作品】
- 悲恋の先にある究極の幸せを描く人間ドラマ
- やはりチャップリンの作品ですね
- 手遅れで絶望の中に希望・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1923年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督チャールズ・チャップリン
- 主演エドナ・パーヴィアンス