全6作品。ペ・ジョンオクが出演した映画ランキング

家族のために生きてきた母に告げられた末期ガン。残された時間で、バラバラだった家族は初めて一つになる。

認知症の義母の介護、無関心な夫、自分勝手な子供たち。そんな家族に人生を捧げてきた母インヒ。ある日、彼女は末期ガンで余命わずかだと宣告される。いつもそばにいて当たり前だった母が、もうすぐいなくなる。その事実を突きつけられた家族は、初めて母という存在の大きさに気づき、戸惑い、後悔する。残された時間の中で、バラバラだった家族が母のために一つになり、人生で最も美しい別れの準備を始める、涙なしでは見られない家族の愛の物語。

農薬殺人事件の容疑者は、記憶を失った母。辣腕弁護士の娘が、閉鎖的な村の闇と歪んだ家族の真実に挑む法廷サスペンス。

ソウルで活躍するエース弁護士アン・ジョンイン。彼女は過去を捨て、故郷の家族とは絶縁状態にあった。しかし、父の葬儀で農薬入りマッコリの殺人事件が発生し、容疑者として逮捕されたのは認知症で記憶が曖昧な母ファジャだった。母の無実を証明するため、ジョンインは20年ぶりに故郷の村へ。だが、村人たちは固く口を閉ざし、捜査は難航。事件の真相を追ううち、ジョンインは家族が隠し続けた衝撃の過去と向き合うことになる。失われた母の記憶にこそ、事件を解く鍵が。法廷で次々と明らかになる偽りの証言と村の秘密。娘は、母の「潔白」と家族の絆を取り戻すことができるのか。

実話を基に、兄の病気に直面した少年が家族とともに成長していく姿を描き、本国韓国で大ヒットを記録した感動作。9歳のわんぱく坊主ハニにとって、3歳上の優しい兄ハンビョルは最高の遊び相手。ところがある日、ハンビョルが脳腫瘍と診断されて入院することに……。主人公ハニを演じたパク・チビンは、ニュー・モントリオール国際映画祭主演男優賞を最年少の10歳で受賞。音楽を「冬のソナタ」のイ・ジスが手掛ける。

80年代ソウルの空の下、二人の青年看板絵師が見た夢と挫折。社会の不条理に抗う、痛切な青春グラフィティ。

1980年代、軍事政権下の韓国・ソウル。高層ビルの巨大な広告看板を描く二人の青年、チルスとマンス。楽観的で夢見がちなチルスは、好きな女性の気を引くために嘘を重ねる。一方、マンスは政治犯の父を持つという重い現実を背負い、社会に冷めた視線を向けていた。対照的な二人は、共に働く中で友情を育むが、彼らを取り巻く社会の壁は厚く、個人の夢や希望を容赦なく打ち砕いていく。ある日、仕事場の屋上で、追い詰められた彼らが取った行動とは。時代の閉塞感を鮮烈に描く、魂の叫び。