「パジャマゲーム」でミュージカル映画に新風を吹きこんだスタンリー・ドーネンとジョージ・アボットが、再び共同で製作・監督した音楽映画。ダグラス・ウォールップの小説「ジャイアンツがペナントを失った年」をもとに、ジョージ・アボットとウォールップ自身が、「ダム・ヤンキース」としてブロードウェイでミュージカル・ドラマ化したヒット舞台劇の映画化。シネリオはジョージ・アボット。撮影監督を「白人部隊撃滅」のハロルド・リップステインが担当した。野球ファンの中年男が、ひいきチームを優勝させるため、悪魔に魂を売って超人選手になるという物語が音楽入りでくりひろげられる。音楽と作詞を「パジャマゲーム」のリチャード・アドラーとジェリー・ロスのコンビが書き、美術はスタンリー・フライシャー。振付はこれも「パジャマゲーム」のボブ・フォッシー。出演者は「草原の野獣」のタブ・ハンター、舞台で同じ役を演じたグウェン・ヴァードン、レイ・ウォルストン、シャノン・ボーリン、ボブ・シェイファー等。ワーナーカラー・スタンダードサイズ。1958年作品。
ネット上の声
- 『くたばれヤンキース!』をきっかけに
- 悪魔の心変わり
- 原典がファウストとは思えないくらいゆるゆるの展開だったり、深刻さがゼロの登場人物
- ボブ・フォッシーの振り付け目当てだったが、本作にはかなり個性が発揮されていたので
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督スタンリー・ドーネン
- 主演タブ・ハンター