大映による特撮怪獣映画「ガメラ」シリーズの第2作で、同シリーズ初のカラー作品。
北極の氷の下で数千年もの間眠り続けていた大怪獣ガメラが人類の前に姿を現してから半年が経った。人類最後の希望だったZ作戦の甲斐もむなしく、地球に舞い戻ったガメラは黒部ダムを襲撃。時を同じくして、平田、小野寺、川尻は巨大オパールを求めてニューギニアの洞窟へ向かう。現地の住民・カレンらの忠告も聞かず、妖しく輝く謎の石を手にした彼らは次々と不幸に見舞われ、さらにその石から大怪獣バルゴンを孵化させてしまう。バルゴンは大阪城を凍結し、ガメラと激しい戦いを繰り広げる。人々が大混乱に陥るなか、カレンは言い伝えをもとに、巨大ダイヤでバルゴンをおびき寄せて水中に沈める作戦を提案。琵琶湖を舞台に、ガメラとバルゴンの最後の戦いが幕を開ける。
「女賭博師」シリーズの田中重雄監督がメガホンをとり、前作で監督を務めた湯浅憲明が特撮監督を担当。ガメラ生誕60周年を迎えた2025年には、樋口真嗣&小椋俊一監修による4Kデジタル修復版が制作され、「昭和ガメラ映画祭」(25年12月5日~、角川シネマ有楽町ほか順次公開)にて上映。
ネット上の声
- 黒部ダムが壊滅的被害・・・この2年後に『黒部の太陽』が作られたのは皮肉なのか。
- 昭和シリーズの中で唯一雰囲気がアダルティ
- 🎞南の島で盗掘した宝石が怪獣の卵だった
- おまえ、わしらの町になにしょんねんっ!
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督田中重雄
- 主演本郷功次郎