19世紀ロシア、強欲な父と三人の息子たちを巡る、神・愛・そして親殺しの謎を描く重厚な人間ドラマ。
舞台は19世紀の帝政ロシア。好色で強欲な父フョードルと、彼に憎しみを抱く三人の息子たち。情熱的で奔放な長男ドミートリイ、冷徹な無神論者の次男イワン、敬虔な修道僧の三男アリョーシャ。父の財産と一人の女を巡り、彼らの確執は日に日に深まっていく。そんな中、父フョードルが何者かに殺害される事件が発生。容疑者として逮捕されたのは長男ドミートリイだった。本当に彼が父を殺したのか。神は存在するのか。人間の魂の救済とは何か。ドストエフスキーの不朽の名作を壮大なスケールで映像化した、人間の愛憎と信仰を問う一大叙事詩。
ネット上の声
- 重いテーマの映画でしたが、見る価値はあります。
- 映画単体だとちょっときついかも…
- 小説既読の方には勧めません。
- 原作を読みたくなりました
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国ソ連
- 時間232分
- 監督イワン・プイリエフ
- 主演ミハイル・ウリヤーノフ