全4作品。相澤一成が出演した映画ランキング

　「新・悲しきヒットマン」「鬼火」などの脚本家・森岡利行の監督デビュー作品であり、森岡が主宰する劇団で上演している「暗闇のレクイエム」の映画化。黒澤明監督の「酔いどれ天使」へのオマージュとなっている。

雀荘「ジェントルメン」に呼ばれた桜井章一の前に、学生時代の麻雀仲間が現れる。親友の死に疑問を抱き、真相を知りたがっていた青田が呼んだのだった。桜井は「負ければ二度と麻雀をしない」と誓い、「ジェントルメン」のマスターと共に卓につくが…。

「大拳銃」（2008）でゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ぴあフィルムフェスティバルの双方で審査員特別賞を受賞した新人・大畑創監督が描く不条理ドラマ。静かな住宅街に暮らす若い夫婦は、夫を襲う奇妙な発作に悩まされていた。体を弓なりにしならせ、野獣のような咆哮（ほうこう）をあげる夫を不安に思いながらも介護する妻だったが、謎の症状は次第に悪化していき、ついに夫の体が不気味に変態を始める。