「ベニスで恋して」のシルヴィオ・ソルディーニ監督が、『悪童日記』三部作で知られるスイス在住の亡命作家アゴタ・クリストフの『昨日』を映画化した悲痛な愛の物語。忌まわしい過去から逃れ、亡命したスイスに暮らす青年が運命の女性とめぐり逢い、苦悩を募らせながらも許されぬ恋に突き進む姿を詩情豊かに綴る。ルカ・ビガッツィの撮影による、フェルメールの絵画を思わせる落ちついた色調も白眉。
ネット上の声
- 20年間、故国と女性のことを想う男性の心情
- クリストフの「昨日」に深い川のように流れてまとわりつく虚しさが映像になって身を刺
- 悲壮漂う内容かと思いきや、 2時間あっという間…これを観るだけで原作「昨日」の更
- 大学2年のときに映画に興味ない彼氏と観て面白くなくて気まずくなった
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国イタリア,スイス
- 時間118分
- 監督シルヴィオ・ソルディーニ
- 主演イヴァン・フラネク