「三月のライオン」「ストロベリーショートケイクス」の矢崎仁司監督が1980年に発表した長編デビュー作。誕生日を迎えたルームメイトの美津のために、夏子はおそろいの乙女座のネックレスとバラの花を買ってくる。しかしアパートの窓には、美津の恋人・英男が来ている合図の白いハンカチが下がっていた。ひそかに美津を愛してしまった夏子は、彼女を独り占めしたいがために英男の子を宿し、やがて2人の関係は破局へと向かう。そのセンセーショナルな内容が話題を呼び、ヨコハマ映画祭自主制作映画賞を受賞したほか、世界各地の映画祭で上映された。16ミリフィルムの劣化や使用楽曲の権利問題により長らく封印されていたが、現代の高度な技術でフィルムの修復を行い、2019年3月に「デジタルリマスター版」として劇場公開。
ネット上の声
- 「誰が風を見たでしょう」
- 字幕つきのがあればそれも観たい
- 忘れられないピアノの旋律
- タイトルなし
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督矢崎仁司
- 主演綾せつ子