音楽、友情、そして殺人。一つの過ちが若者たちの日常を破壊する、焦燥と不協和音の青春譜。
1980年代、パリ。アンヌ、ガブリエル、イヴはロックバンドの成功を夢見る若者たち。リハーサル用の楽器を手に入れるため、楽器店への盗み計画。しかし、その計画は店主の死という最悪の結果に。警察の影に怯え、互いへの不信感を募らせるメンバーたち。夢に向かうはずだった彼らの日常は、罪の意識と疑心暗鬼によって蝕まれていく。友情は崩壊し、音楽は不協和音を奏で始める。逃れられない過去と、見えない未来の狭間で揺れる魂の行方。
ネット上の声
- わたしは人を殺したことも犯罪をしたこともないはずなのに、こういう他人の憂鬱を見て
- 青がかった映像も相まってひやりとした緊張が続くが、解説で『ディア・ハンター』や『
- 個性を打ち出そうとして何も撮れないよりかは好きなものを詰め込んでいく方がまだまし
- 突然の夜の雨に濡れた石畳は人の気配もなく、ショー・ウィンドウは不気味に静まり返っ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督オリヴィエ・アサイヤス
- 主演ヴァデック・スタンチャック