1960年代、パルマに住む若者が自らのイデオロギーのあり方に苦悩する姿を描いた青春映画。マルクス主義に傾倒するファブリツィオは、ブルジョア階級の婚約者との別れを決める。しかし、友人の死や若い叔母との近親相姦、希望の見えない没落地主を目の当たりにし、思想が揺らぎ始める。フランス人作家の小説にアイデアを得ているが、ベルナルド・ベルトルッチの半自伝的作品といわれている。2013年、ベルトルッチの監督50周年を記念した「ベルトルッチの初期傑作選」にて、デジタルリマスター版でリバイバル。
ネット上の声
- デビュー作が私はイマイチだったので、期待しないで観進めたら、これは全然違ってまし
- 『革命前夜を生きなかった者は、生きることがいかに甘美かを理解できない…』
- 本作はベルトルッチの2作目として、1963年から64年にかけて製作された
- ベルトルッチが22歳の時に撮った自伝的作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国イタリア
- 時間112分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演フランチェスコ・バリッリ