昭和初期の京都。由緒ある友禅問屋を舞台に、三姉妹の愛憎と欲望が渦巻く、濃密な人間ドラマ。
時代は昭和初期、古都・京都。老舗の友禅問屋「丹波屋」の主人が急死し、遺言により番頭の敬三が後継者に指名される。店の実権を握ろうと敬三に接近する長女・志満。奔放な恋愛に身を焦がす次女・美沙。家の伝統に反発する三女・品子。それぞれの思惑が交錯し、女たちの嫉妬と欲望が静かな屋敷の中で激しい渦となる。伝統と格式に縛られた旧家で繰り広げられる、愛と裏切りの物語の結末。
ネット上の声
- インテリの愛は考えすぎなのだ!
- 英文学者の仲谷昇が妻・稲尾和子に文学や映画の批評を投げつけたり、これを読めと難し
- 文学者の仲谷昇がすべての女を文学に興味がある女とそうじゃない女にはっきり分けてい
- 大連、金沢、東京と三部構成で綴る英文学者夫婦の心理劇はまるで男と女の戦い
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督中平康
- 主演仲谷昇