1982年、戒厳令下のポーランド。亡き夫の魂が見守る中、残された妻と未完の裁判が交錯する、幻想的ポリティカル・ドラマ。
1982年、戒厳令が敷かれたポーランド。有能な弁護士アンテクが心臓発作で急死。しかし、彼の魂はこの世に留まり、愛する妻ウラと、彼が担当していた政治犯の裁判の行方を見守り続ける。夫の死に打ちひしがれるウラは、悲しみから逃れるように新たな人間関係を模索。一方、アンテクの後を継いだ老弁護士は、理想と現実の狭間で苦悩。死者の視点から描かれる、残された者たちの葛藤と時代の痛み。彼らの「終わりなき」物語の行方。
ネット上の声
- 今では、よくあるジャンルだろうけど!
- 死後、妻を見守る夫の思い
- 1980年代のポーランド🇵🇱は自由化への動きが始まるものの1981年に政府による
- キェシロフスキ作品は『トリコロール/青の愛』だけを観ていて今作が二作目
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ポーランド
- 時間109分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演グラジナ・シャポーフスカ