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亡き姉の夫と甥との穏やかな三人暮らし。一つの縁談が、心の奥に秘めた禁断の想いを揺り動かす。
昭和40年代の日本。悦子は、若くして亡くなった姉の代わりに、義理の兄・謙一とその息子・宏の面倒を見ながら、三人で穏やかに暮らしていた。彼女の存在は、家族にとってかけがえのない光。そんなある日、悦子に銀行員との縁談が舞い込む。謙一も宏も彼女の幸せを願うが、悦子の心は晴れない。それは、心の奥底にしまい込んできた義兄への秘めた想い。この縁談をきっかけに、保たれてきた家族の均衡が静かに崩れ始める。
ネット上の声
- 昭和のあこがれ共同体
- 山田太一氏の訃報を聞き、追悼作品としてセレクト
- 今やこういう映画にこそあこがれる。
- わあっ、あのプラモデル高いんだよ!
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督恩地日出夫
- 主演内藤洋子
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兄が愛した女性。その人を、僕も愛してしまった。若者たちの純粋で切ない想いが交錯する青春群像劇。
1960年代の日本。大学生の主人公には、心から尊敬する兄がいた。その兄には、野々村紀子という美しく聡明な恋人がいる。兄の紹介で紀子と出会った主人公は、彼女の魅力に強く惹かれ、禁断の恋心を抱いてしまう。兄への忠誠心と、日に日に募る紀子への想いの間で激しく揺れ動く心。友情、兄弟愛、そして恋愛。三人の若者の純粋でひたむきな感情が、繊細な心理描写で描かれる。一つの恋が、兄弟の関係を静かに、そして決定的に変えていく、切ない青春の物語。
ネット上の声
- ロミ山田役どころがかなり異質ですよ。
- さすが森谷司郎監督の作品と言える傑作
- デコスケ♡
- 酒井和歌子の映画は、できる限り観るようにしているが、この森谷司郎監督作品はなかな
青春
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督森谷司郎
- 主演加山雄三
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恋、友情、そして家族。大人への階段を上る少女が、初めて知る人生のときめきとほろ苦さを描く青春譜。
70年代の日本。明るく活発な高校生の陽子は、友人たちとの楽しい日々を送っていた。そんな彼女の日常に、二つの転機が訪れる。一つは、転校生の青年との出会いから始まる淡い恋の予感。もう一つは、父の事業の失敗による家庭の危機。初めての恋に胸をときめかせながらも、苦悩する両親を支えようと健気に振る舞う陽子。自分の夢と家族への責任との間で揺れ動く多感な心。少女が大人へと成長する瞬間の、輝きと切なさの記録。
青春
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督出目昌伸
- 主演内藤洋子
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文豪・川端康成の名作。孤独な学生と純粋な踊子の、伊豆の山道を舞台にした淡く切ない恋物語。
大正時代の伊豆。孤独を抱え旅に出た旧制高校の学生・川崎。天城峠の茶屋で彼が出会ったのは、旅芸人の一座と、その中にいた可憐な踊子・薫。彼女の無邪気さに惹かれ、一座と道中を共にすることに。身分違いの壁と、旅の終わりという定め。短い時間の中で育まれる、二人の淡い思慕。やがて訪れる別れの時。日本の美しい原風景の中で描かれる、青年の心の機微と、決して結ばれぬ恋の行方。
ネット上の声
- 少女とおんなの狭間で…
- まず武満徹の楽曲が素晴らしい
- 内藤洋子はとても可愛かった
- 内藤陽子が可愛かった
文芸・史劇
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督恩地日出夫
- 主演黒沢年男
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野望渦巻く政財界の頂点を目指せ。知力と度胸を武器に、巨大な権力に挑む男の華麗なる闘争劇。
高度経済成長期の日本。貧しい生まれの青年・野々宮は、その明晰な頭脳と野心を武器に、巨大コングロマリットのトップを目指す。社内の派閥争い、政界との黒い癒着、そしてライバルたちの執拗な妨害。次々と襲い来る困難を知略と大胆な行動力で乗り越え、彼は権力の中枢へと駆け上がっていく。これは、己の才覚だけを信じ、社会の頂点へと上り詰めようとする男の、栄光と孤独に満ちた闘いの記録。
ネット上の声
- 有吉佐和子原作の『仮縫』
- 高度成長期を描写する快作
- ファッション業界を舞台に、一人の若き女性がしたたかにのしあがっていく姿を描いた、
- (鉱脈を当てた!)と恥も外聞も忘れて言い放ちたくなってきます
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督浅野正雄
- 主演岸恵子
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新人小寺朝がシナリオを執筆し、「颱風とざくろ」の井手俊郎が潤色、「続・何処へ」の森谷司郎が監督した青春もの。撮影は「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の山田一夫。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督森谷司郎
- 主演内藤洋子
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芥川龍之介の同名原作を「日本海大海戦」の八住利雄が脚本化、「喜劇 駅前開運」の豊田四郎が監督した文芸もの。撮影は「連合艦隊司令長官 山本五十六」の山田一夫が担当した。1969年9月20日より一部劇場で先行ロードショー。
ネット上の声
- その句は別人が詠んだと習ったんだけれど…
- 貴重な錦之助VS仲代作品
- 狂気が伝わる映像美です。
- 芥川龍之介原作を豊田四郎監督が、中村錦之助と仲代達矢をダブル主演にして描いた地獄
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督豊田四郎
- 主演中村錦之助
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「沈丁花」の松山善三がシナリオを執筆、「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の本多猪四郎が監督した青春歌謡もの。撮影は「パンチ野郎」の宇野晋作。
ネット上の声
- 本多猪四郎監督
- 男同士のいざこざを相撲で決着をつける決まりのようなもの、都市伝説かと思ったらこの
- 出演してる女の子達がみんなかわいい…洋服も言葉も、しぐさも全部かわいかった…
- 見ていても楽しくて見る価値十分あります
青春
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督本多猪四郎
- 主演加山雄三
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コロムビアレコードのLP盤「心のステレオ・その人は昔」の映画化で、原作、脚色、監督を「続・名もなく貧しく美しく 父と子」の松山善三が担当した音楽ものがたり。撮影はコンビの岡崎宏三。
ネット上の声
- ルンナってイタリア語の”月”かな?
- ホロッポ・・・・
- 松山善三『その人は 昔』ラピュタ阿佐ヶ谷
- 摩訶不思議な映画である
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督松山善三
- 主演舟木一夫
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「娘ざかり」の松森健が監督した学園青春コメディ。「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」の長洋野が脚本を執筆し、「不思議な仲間」の安本英が撮影を担当した。
ネット上の声
- 吉沢京子より内藤洋子が印象に残ります。
- 東宝も70年代になれば「お色気映画」を製作、配給していたことにまず少し驚いたが、
- 当時、流行ったハレンチ(古ッ 笑)ものを意識したタイトルになっていますが、内容は
青春
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督松森健
- 主演黒沢年男
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長野洋と「死ぬにはまだ早い」の小寺朝が脚本を共同執筆、「燃えろ!青春」の松森健が監督した青春もの。撮影は「続社長えんま帖」の鈴木斌が担当。
青春
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松森健
- 主演内藤洋子
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「その人は昔」の松山善三がシナリオを執筆し、「石中先生行状記(1966)」の丸山誠治が監督した歌謡もの。撮影は「喜劇 駅前百年」の岡崎宏三。
青春
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督丸山誠治
- 主演舟木一夫