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劇作家・平田オリザとロボット研究者の石黒浩(大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長)とのコラボレーションで2010年に発表され、生身の俳優とロボットが共演する異色の世界観が国内外で注目されたロボット演劇「さようなら」を、「歓待」「ほとりの朔子」の新鋭・深田晃司監督が脚本も手がけて映画化。原子力発電施設の爆発によって国土の大半が放射性物質に汚染され、政府が「棄国」を宣言した近未来の日本。国民が次々と国外へ避難していく中、外国人の難民ターニャと、幼いころから病弱なターニャをサポートするアンドロイドのレオナは、避難優先順位下位のために取り残される。多くの人が消えていくなか、やがてターニャとレオナは最期の時を迎える。レオナ役には石黒教授の開発した本物のロボット、「ジェミロイドF」を起用。ターニャ役は舞台版と同じブライアリー・ロング。新井浩文や村上虹郎らが共演。
ネット上の声
- かなり、陰鬱な、そして、不思議な、また、“死”をも越えた世界を映そうという試みか
- 枯れ野 と 詩の暗唱 が醸し出すムード。
- 鑑賞動機はジェミノイドFでしたが…
- 最後少し盛り返しましたが・・・。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督深田晃司
- 主演ブライアリー・ロング
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4カ月前に1度だけ関係を持って以来、毎週日曜日にだけお散歩をしてきた小春とナベ。歩きながら交わされるとりとめのない会話を中心に、友達以上恋人未満の2人の微妙な関係をリアルに描き出す。監督は、97年に「餓鬼の季節」でPFF審査員特別賞を受賞した松田彰。平田オリザ主催の「青年団」に所属する村田牧子が小春を、ドキュメンタリー映画「えてがみ」の被写体となった絵手紙作家、鍋山晋一がナベを演じる。
ネット上の声
- 真夏の日差し、木漏れ日のお散歩、
- とても新鮮で、どこか懐かしい
- とにかく新鮮な隠れた良作
- 他愛も無い話をしながら都内(多分中野辺り)を散歩する一組のカップルの姿をひたすら
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督松田彰
- 主演村田牧子
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「お散歩」の松田彰監督がプロデュースした5人の監督によるオムニバス作品集「Born in the 5」の一編で、松田監督自身がメガホンを取ったハートフルコメディ。結婚を間近に控えた亜津美の前に、2年前のバイク事故で死んだはずの元彼、冬樹の幽霊が現われた。ところが、当の本人は自分が幽霊になって出てきた理由がさっぱりわからないという。亜津美は友人の丸子と共に、彼が成仏できない理由を探し求めるが……。
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督松田彰
- 主演村田牧子