ジャン=リュック・ゴダールがグルノーブルに移り、アンヌ=マリー・ミエヴィルと創立した共同制作会社ソニマージュ社の、第 2 作。ふたつのパートに分かれており、前半では、ゴダール自身が映画を作るために必要なファイナンスについて議論し、後半では、フランスの地方都市にある公営集合団地に住むとある一家の、労働や家事、夫婦の性生活が映し出される。当時はまだ新しいメディアであったビデオを用い、フィルムとビデオをミックスさせて、ふたつの画面を同時に映し出すなど、テーマを多面的に表現するために特殊な手法で作られた実験作である。
ネット上の声
- 性・家族と労働
- ほぼポルノなゴダール=ミエヴィルによるフェミニズム映画 多重露光っぽい編集のアイ
- 家族の生活、性行為は工場生産と同じ役割、プロセスを辿っている...という前提の元
- ポルノグラフィを日常へ露骨にコラージュする手法が生まれたのは映画史的にいつ?
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演サンドリーヌ・バティステラ