地中海を巡る豪華客船を舞台に、ゴダールが描くヨーロッパの現在と未来。哲学的な対話が交錯する映像詩。
舞台は地中海を巡る豪華客船。そこには、元ナチスの戦犯、国連職員、ロシアの刑事、そして伝説のロックスター、パティ・スミスなど、多種多様な人々。彼らが交わす断片的な会話の数々。歴史、思想、金、そして愛。言葉は通じ合わず、物語は霧の中。ゴダールが現代ヨーロッパの混沌と崩壊を、鮮烈な映像と音で描き出す、挑戦的な一作。観る者の知性を試す、難解かつ刺激的な映画体験の提供。
ネット上の声
- 性・家族と労働
- ほぼポルノなゴダール=ミエヴィルによるフェミニズム映画 多重露光っぽい編集のアイ
- パート2とは「勝手にしやがれ」の続編!?という伝説が残っているが、破天荒な作風で
- 家族の生活、性行為は工場生産と同じ役割、プロセスを辿っている...という前提の元
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演サンドリーヌ・バティステラ