全4作品。神尾佑が出演した映画ランキング

東日本大震災で被災した福島県浪江町を舞台に、飼い主家族と離れ離れになった犬の「ごん太」をめぐる物語を描いた長編アニメーション。仲本剛のノンフィクション小説「福島　余命1カ月の被災犬　とんがりあたまのごん太」を原案に、「NITABOH 仁太坊　津軽三味線始祖見聞」の西澤昭男が監督・脚本を手がけた。浪江町で食堂を営む富田家には、生まれつき頭の先が少しとがっている8歳の犬「ごん太」がいた。2011年3月11日、東日本大震災が発生。店の倒壊は免れたものの、福島第一原発からわずか9キロの場所であるため避難を余儀なくされ、一家とごん太は離れ離れになってしまう。一方、東京の大学に通う吉野由紀は被災地のペットを救済するボランティア活動に参加し、取り残された犬たちの情報を得て浪江町の警戒地域を訪れる。吉野らに保護されたごん太は「ピース」と名付けられて相模原で暮らしはじめるが……。

「野良犬」の通称で知られた元キックボクサー・小林聡の企画で、郷一郎の小説を映画化したサスペンスアクション。しがないプロレスショップを経営する三上は、借金まみれの生活から抜け出すため、3000万円の価値があるという幻のビデオ「虎対人間」を探し始める。やがて、そのビデオで虎と戦っている男が、タイのムエタイチャンピオンをリング上で殺したこともある伝説のキックボクサー・新崎真太郎であることが判明。失踪してしまった新崎の足跡を追うが、次第に危険な状況に巻き込まれていく。主演は人気ドラマ「SP」の神尾佑。企画者の小林も新崎役で出演。その他の共演に松尾れい子、和田聰宏、元「AKB48」の米沢瑠美ら。

真の強さを求めて激動の時代を駆け抜けた男たちの熱い闘いを、2人の空手家を主演に迎えて描いた本格アクション。「らせん」の飯田譲治が脚本を手掛け、「8月のクリスマス」の長崎俊一がメガホンを取る。昭和初期、空手家・柴原英賢の下で修行に励んでいた義龍・大観・長英。しかし英賢は、継承の証である黒帯を誰に残すか明言しないまま亡くなってしまう。やがて、空手を軍力に利用しようと考える憲兵隊が3人に近づき……。