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激動のイタリア現代史を背景に、ある兄弟の40年にわたる愛と葛藤、そして人生の軌跡を描く壮大な大河ドラマ。
1966年、ローマ。理想に燃える兄ニコラと、繊細な心を持つ弟マッテオ。二人の運命は、精神病院にいた少女との出会いを機に、大きく分かたれる。ニコラは精神科医として、マッテオは警察官として、それぞれの道を選択。フィレンツェの大洪水、学生運動、テロの時代といった激動のイタリア史を背景に、彼らは愛、友情、家族の絆、そして痛ましい別れを経験する。異なる人生を歩む兄弟の視点から、一つの家族の年代記と国家の肖像を映し出す、6時間に及ぶ魂の叙事詩。
ネット上の声
- 6時間という長さを全く感じさせない、登場人物たちの人生にどっぷり浸れる大作。イタリアの現代史と共に生きる兄弟の物語、本当に見応えがありました。家族の愛とか、寂しさとか、全部詰まってる感じ。
- イタリアの現代史を背景にした壮大な家族の物語。長いけど、その分、時代の空気感まで伝わってきて最高でした。
- 正直6時間は長いかなって思ったけど、見始めたらあっという間。登場人物それぞれの生き方が心に残ります。
- ストーリーは良いんだろうけど、とにかく長い…。6時間はさすがに集中力が持たなかったですw
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国イタリア
- 時間366分
- 監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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マフィアが支配するシチリアの町、権力に立ち向かった一人の若者。彼の武器は、たった一つのラジオ局と、揺るぎない正義の心。
1970年代、イタリア・シチリア島。マフィアの家庭に生まれた青年ペッピーノは、組織の非道な行いを憎み、父と対立。彼は仲間と共に自主ラジオ局「ラジオ・アウト」を開設し、権力者を皮肉とユーモアで告発し始める。彼の家と、町を牛耳るマフィアのボスの家との距離はわずか「百歩」。それは恐怖と勇気の間の距離。彼の声は、沈黙する町の人々の心を少しずつ動かしていく。しかし、その大胆な行動はマフィアの怒りを買い、次第に彼の身に危険が迫る。家族との断絶、そして見えざる敵からの脅威。それでも声を上げ続けた彼が最後に見た希望とは。
ネット上の声
- レビューが無いので…
- ねちっこい感情映画は大好物ですが、まだ方向性に完成度の見えず、脂が乗り切ってない
- 自らの思考に固執し、頑迷であろうと護ってくれている父の必死さをも見ようともせぬ息
- まるで『ゴッドファーザー』に対抗したかのような裏ゴッドファーザーのような映画だ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国イタリア
- 時間104分
- 監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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1978年、イタリアを震撼させた首相誘拐事件。テロリストの一員である女の視点から描く、密室の心理劇。
1978年のローマ。過激派組織「赤い旅団」の一員である若い女性キアラは、仲間と共に元首相アルド・モーロの誘拐を実行する。彼女は表向きは普通の会社員として生活しながら、アパートの一室に監禁されたモーロを監視。しかし、閉ざされた空間で日々を過ごすうち、彼女の中でイデオロギーへの忠誠と、一人の人間としての良心との間で激しい葛藤が芽生え始める。国家を揺るがす事件の裏側で、一人の女性が下すことになる魂の決断とは。
ネット上の声
- イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」が1978年に起こしたモロ首相誘拐事件をベース
- そんなものはクレイジーダイヤモンドに過ぎないのだ
- 夢想家ベロッキオ監督の政治的ファンタジー
- マルコ・ベロッキオ監督は2本目の鑑賞
誘拐、 実話
- 製作年2003年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演マヤ・サンサ
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沈黙の掟を破った、史上最も重要なマフィア。彼の裏切りが、巨大組織の闇を暴き出す。
1980年代、シチリア・マフィア「コーザ・ノストラ」は内部抗争で血の海と化していた。組織の大物トンマーゾ・ブシェッタは、ブラジルで静かに暮らしていたが、抗争は彼の家族にも及ぶ。逮捕された彼は、判事ファルコーネを前に、マフィアの掟である「沈黙(オメルタ)」を破る決断を下す。それは、自らが信じた誇り高き組織を裏切った者たちへの復讐の始まり。史上最大の裁判で、彼の証言が巨大犯罪組織の根幹を揺るがす。
ネット上の声
- まさか今の日本と重ねて観てしまうとは!
- シチリア・・・マフィアに毒された島
- 面白かった
- 「夜よ、こんにちは」「肉体の悪魔」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イタリア,フランス,ブラジル,ドイツ
- 時間152分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
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霧深きイタリアのデルタ地帯。無法地帯と化した大自然で、地元の漁師と密猟者の生存を懸けた静かなる戦いが始まる。
イタリア北東部、ポー川の広大なデルタ地帯。ここは、法も秩序も届かない、霧に包まれた湿地。長年この地で漁をしてきたエリアは、川の生態系を破壊する非情な密猟者たちの存在に心を痛めていた。自然保護を訴えるも、誰も耳を貸さない。一方、過去から逃れるようにこの地にやってきたボランティア警備員のオッソ。二人の男は、デルタの支配を狙う密猟団との対立を深めていく。言葉少なに、しかし確固たる意志で自然を守ろうとする男たちの、息詰まるような緊張と暴力に満ちたウェスタン・ノワール。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ミケーレ・ヴァンヌッチ
- 主演アレッサンドロ・ボルギ
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若く生真面目なハイヤーの運転手と、心を閉ざした食料品店の女とその小さな娘をめぐって描かれる孤独と心のふれあいを寓話タッチで描く。主演のルイジ・ロ・カーショとサンドラ・チェッカレッリは、2001年のヴェネチア国際映画祭で男優賞と女優賞を揃って受賞。監督は「青春の形見」のジュゼッペ・ピッチョーニ。
ネット上の声
- ルドヴィコの音楽が聴きたくて
- それを不器用と言うなら不器用すぎる
- すごく良かったです
- わりと地に足の着いたハートウォーミング系のお話だけになおさら、いくらルイジ・ロ・
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国イタリア
- 時間120分
- 監督ジュゼッペ・ピッチョーニ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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詩人と若き恋人、二人を引き裂く偏見。1960年代イタリアを揺るがした、一大スキャンダルの裁判劇。
1960年代のイタリア。高名な詩人であり劇作家のアルド・ブライバンティ。彼にはエットーレという若き教え子であり、恋人がいた。しかし、二人の関係を認めないエットーレの家族が、アルドを「洗脳罪」というファシスト時代の悪法で告発。社会から断罪されるアルド。このスキャンダラスな裁判の裏に隠された、同性愛への差別と偽善を暴こうと、一人のジャーナリストが立ち上がる。法廷を舞台に、愛と自由の意味を問う、衝撃の実話。
ネット上の声
- 【イタリアの詩人、劇作家、演出家、蟻の生態学者として知られるアルド・ブライバンティが、同性愛者を裁く法律が存在しない国で、権力が作り出した教唆罪に問われても、人間の尊厳を失わない姿が印象的な作品。】
- 人は自分とは違う得体の知れない物に対して、無知が故の不安・恐怖を抱...
- イタリアのファシズムを扱う映画はとにかく残酷で暗い。元が実話だから...
- ◎蟻が運ぶプラトン愛を破壊する母性と国家権力
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イタリア
- 時間140分
- 監督ジャンニ・アメリオ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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30代の女優が忘れられない初恋の相手と再会。過去と現在が交錯する中で、本当の愛と人生を見つめ直す大人のラブストーリー。
2004年のイタリア。女優として成功を収めるも、どこか満たされない日々を送る30代のラウラ。ある日、新作映画のオーディションで、15年前に別れた初恋の相手ステファノと偶然の再会。彼は今や脚本家となっていた。映画の役作りのため、二人は過去の恋愛を追体験していくことに。蘇る甘く切ない記憶と、向き合わなければならない現在の現実。果たして彼女は、映画のような愛ではなく、自分自身の人生を生きることができるのか。二人の関係が導き出す、ひとつの答え。
ネット上の声
- 映画のように上手に愛せない2人
- 楽しかった
- 映画を撮影するために、初めて映画に主役として出演する新人女優と、いくつかの映画の
- 殆ど同じスタッフに演者、ただ毎回、退屈な場面も嫌な感じがしない(中毒性?)ジャケ
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間125分
- 監督ジュゼッペ・ピッチョーニ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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「ワン・モア・ライフ!」「ローマ法王になる日まで」などで知られるイタリアの名匠ダニエレ・ルケッティが、ドメニコ・スタルノーネの小説「靴ひも」を映画化した家族ドラマ。
1980年代の初頭。ナポリで暮らす4人家族の平穏な日々は、父アルドの浮気によって一変した。両親の激しい口論や父の魅力的な愛人、壊れていく母ヴァンダの姿を見つめながら、子どもたちはローマとナポリを行き来する。数年後、離散していた家族はふとしたきっかけで再び一緒に暮らすことに。それからさらに月日は流れ、アルドとヴァンダは夏のバカンスへ出かけるが、帰宅すると家は激しく荒らされており、飼い猫がいなくなっていた。
アルドとヴァンダの若き日を「幸福なラザロ」のアルバ・ロルバケルと「輝ける青春」のルイジ・ロ・カーショ、老年期を「息子の部屋」のラウラ・モランテと「ボローニャの夕暮れ」のシルビオ・オルランドがそれぞれ演じた。「イタリア映画祭2021」では「靴ひも」のタイトルで上映。
ネット上の声
- 【”倦怠期に有った妻ある夫の浮気が齎した事。”子供の成長の中で、親の不仲が与える影響は多い。だが、そんな中、子供達は父親の変わった靴紐の結び方を覚えていて・・。30年に亙る家族関係を描いた作品。】
- 不倫する夫/父に対する妻のもやもや、子のもやもやを“エンタメ”として楽しむ余裕のある観客向き
- これで家族の木綱がとけて 第2ラウンド
- 共犯者たちに軽く乾杯
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間100分
- 監督ダニエーレ・ルケッティ
- 主演アルバ・ロルヴァケル
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ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国スイス,イタリア
- 時間104分
- 監督ニコラ・ベルッチ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。「イタリア映画祭2023」(2023年5月2~7日=東京・有楽町朝日ホール/6月10、11日=大阪・ABCホール)上映作品。
ネット上の声
- 【清貧を目指した修道女「この世界では常識に囚われてはいけないのですね!」】
- #イタリア映画祭「#キアラ」アッシジの #聖キアラ の歴史伝記映画です
- 『ミス・マルクス』の監督ということで気になって見てみたけど
- 【第79回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イタリア,ベルギー
- 時間106分
- 監督スザンナ・ニッキャレッリ
- 主演マルゲリータ・マッズッコ
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ネット上の声
- SAWシリーズの人気に肖ろうとしたのか、ホワイトジャケットもなんのその
- 「SAW」シリーズと違うょ^^
- タイトルにだまされました
- 犯人の目的は?!
ホラー、 サスペンス
- 製作年2004年
- 製作国イタリア,スペイン,イギリス
- 時間108分
- 監督エロス・パグリエリ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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ネット上の声
- だめだこりゃ
- 主人公が殺人事件の捜査で夜の怪しい世界に足を踏み入れたら、そこで自分の彼女らしき
- ちんぷんかんぷん
- シチリア番外編
サスペンス
- 製作年2006年
- 製作国イタリア
- 時間83分
- 監督ロベルタ・トーレ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ