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1994年、夏のパリ。偶然に出会う三人の女たち。歌とダンスが彩る、それぞれの人生が交差する物語。
舞台は1994年、夏のパリ。5年間の昏睡から目覚め、失われた過去を探すルイーズ。自由奔放に生き、歌手を夢見る配達員のニノン。謎めいた男を追いかける図書館司書のイダ。何の接点もなかった三人の女性の運命が、偶然の出会いをきっかけに絡み合っていく。それぞれが抱える秘密と願い。軽やかな歌とダンスに乗せて、彼女たちの日常が少しずつ変化していく様を、ジャック・リヴェット監督が即興的な演出で描く。予測不可能な展開が魅力のフレンチ・ミュージカル。
ネット上の声
- しわしわのアンナカリーナ
- ヌーヴェル・ヴァーグを代表する監督のひとり、ジャック・リヴェット監督作のミュージ
- 昔々、セリーヌとジュリーは船でゆくをレンタルして全然集中力が持たなかったので、こ
- ストーリーはあんまり理解できてないけど、エンゾエンゾが歌ってナタリー・リシャール
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国フランス
- 時間169分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演マリアンヌ・ドニクール
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29歳の哲学講師ポール、10人の女性との間で揺れ動く、パリを舞台にしたほろ苦くもリアルな恋愛群像劇。
舞台は1990年代のパリ。博士論文の執筆に悩み、キャリアも恋も中途半端な29歳の哲学講師ポール・デダリュス。10年来の恋人エステルとの関係が終わりを迎えようとする中、彼の周りには次々と魅力的な女性たちが現れる。元恋人、友人の彼女、新しい出会い。優柔不断で知的なポールは、彼女たちとの間で揺れ動き、愛と自己の探求の迷宮へ。饒舌な会話と内省的なモノローグで綴られる、一人の青年のほろ苦い青春の終わりと、大人になることへの葛藤。彼が選び取る未来とは。
ネット上の声
- デプレシャン、この心地よい響き。
- さっぱりワカラン
- 複雑な人間関係
- 恋愛?哲学?
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間178分
- 監督アルノー・デプレシャン
- 主演マチュー・アマルリック
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パリの片隅で、愛の深淵を覗き込む一人の女優。現実と虚構が交錯する中で見つける、愛の真の姿とは。
舞台は現代のパリ。新作映画で愛に生きる女性を演じることになった女優セシル。役作りのため、彼女は自身の過去の恋愛を深く掘り下げていく。恋人との甘美な記憶、そして痛みを伴う別れ。スクリーンの中の役柄と、生身の自分との境界線が次第に曖昧になっていく日々。愛することの歓びと苦しみ、そして孤独。一人の女性が自らの内面と向き合い、愛の本質を探求する姿を繊細に映し出す、濃密な心理ドラマ。
ネット上の声
- カロリーヌ・シャンプティエの自然光揺らめく美しい映像の中の、マリアンヌ・ドニク-
- もう一度観たいけれど、今のところ日本では円盤化もビデオ化もされていない
- 海岸沿いの別荘に集まった6人の少女
- 内容はほとんど憶えていません
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ジャック・ドワイヨン
- 主演マリアンヌ・キュオー
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ドイツとフランスの国境間で起きた不条理な荷物検査から1人の若者が大きな政治的な陰謀に巻き込まれて行くサスペンス。監督は「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン、脚本はデプレシャン、「二十歳の死」(脚本協力)のパスカル・フェラン、ノエミ・ルヴォフスキー、エマニュエル・サランジェ、撮影は「パリでかくれんぼ」のカロリーヌ・シャンプティエ。音楽はマルク・ソメール、美術のアントワーヌ・プラトー、編集のフランソワ・ジェディジエはデプレシャンの全作に参加する常連。衣裳はヴァレリー・ポッゾ・ディ・ボルゴ。主演は「二十歳の死」のエマニュエル・サランジェ。共演は「見憶えのある他人」のマリアンヌ・ドゥニクールほか。
ネット上の声
- パリへ向かうTGV(高速鉄道)で税関検査に引っ掛かったマチアス
- ミステリアスなスパイ政治劇でもあり恋愛を含んだ青春映画でもあり、やはりとらえどこ
- アルノーデプレシャン、特に二十歳の死とか初期は知識不足なのか把握しきれないんだけ
- 静止画では全く伝わらなかったんだけど、主役の彼がめちゃくちゃ画面映えする顔で、見
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国フランス
- 時間144分
- 監督アルノー・デプレシャン
- 主演エマニュエル・サランジェ
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自殺を図った従弟の生死をめぐり、集まってきた親戚が家族の存在を見つめ直す様を描いた一編。監督・脚本は中編の本作で監督デビューを果たした「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン。撮影のエリック・ゴーティエ(「イルマ・ヴェップ」)、音楽のマルク・ゾンマー、美術のアントワーヌ・プラトーは、本作以後「魂を救え!」「そして僕は恋をする」でもデプレシャンと組んだ。編集は「王妃マルゴ」のフランソワ・ジェディジエ、衣裳はギスレーヌ・トルトロー。出演は「インドシナ」のティボー・ド・モンタランベール、「見憶えのある他人」のマリアンヌ・ドニクール、「夜の子供たち」のロランス・コートほか。91年プルミエ・プラン映画祭最優秀ヨーロッパ短篇映画脚本賞受賞、同年ジャン・ヴィゴ賞受賞。
ネット上の声
- 空気感覚を感じましょう
- 画面のなかにぎゅっと詰め込まれた生きる人間達の密度が、事の発端にいる1人の死にゆ
- 上映前の監督による解説のおかげでスッと観られた、ありがたい〜! 確かにチェーホフ
- 他者の死(または死に際)を口実に集まった彼らは対話する、関係のないわたしたちには
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間52分
- 監督アルノー・デプレシャン
- 主演チボー・ドゥ・モンタランベール
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“サディズム”の語源でもある文学史上最もスキャンダラスな作家マルキ・ド・サドを主人公に描く、禁断の官能ドラマ。監督は「トスカ」のブノワ・ジャコ。サド侯爵を演じるのは、「八日目」でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞にも輝いた名優ダニエル・オートゥイユ。
ネット上の声
- 看板に偽りあり=どこがR指定?
- 全体には穏やか
- 革命とサドと自由
- 青みがかっている画面やロウソクに灯る火の感覚など特に夜の場面の充実っぷりが素晴ら
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ブノワ・ジャコー
- 主演ダニエル・オートゥイユ