「父、帰る」のロシア人監督アンドレイ・ズビャギンツェフの長編第2作で、アメリカ人作家ウィリアム・サロイヤンの原作をもとに、夫婦のすれ違いと孤独が引き起こす悲劇を描いたヒューマンドラマ。美しい妻ヴェラや可愛い子どもたちと暮らすアレックスは、亡き父が遺した田舎の一軒家で家族とひと夏を過ごすことに。豊かな自然の中で穏やかな休暇を楽しもうとする家族だったが、ヴェラが突然、アレックスとは別の男性の子どもを身ごもったと告白したことから夫婦の間に不穏な空気が流れはじめ、幼い子どもたちも巻き込んで思わぬ悲劇へと突き進んでいく。「父、帰る」の主演俳優コンスタンチン・ラブロネンコが夫アレックス役を演じ、2007年・第60回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した。妻ヴェラ役に、「恋に落ちる確率」などのスウェーデン人女優マリア・ボネビー。
ネット上の声
- 前半は映像の美しさばかりに気を取られて何の映画なのかよくわからなかった
- 手持ちのDVD📀の中から本作を選び、長尺だけど、思い切って観てみた
- 夫婦の悲劇ものだが、勿体つけた演出に辟易
- ちょっと冗長だけど面白い心理ミステリー
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国ロシア
- 時間157分
- 監督アンドレイ・ズビャギンツェフ
- 主演コンスタンチン・ラヴロネンコ