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イタリアの小さな島に亡命した世界的詩人。彼に郵便を届ける純朴な青年が、詩の力で愛と人生を見つける感動の物語。
1950年代、イタリアの小さな島。漁師の息子マリオは、仕事が嫌で郵便配達員に。彼の配達先は、祖国を追われたチリの偉大な詩人パブロ・ネルーダただ一人。初めは遠巻きに見ていたマリオだが、次第にネルーダの人柄に惹かれ、詩の世界に魅了されていく。島の美しい女性ベアトリーチェに恋をしたマリオは、ネルーダに弟子入りし、詩の力で彼女の心を射止めようと奮闘。やがて二人を結ぶ、言葉を超えた深い友情。そして訪れる、運命の別れ。
ネット上の声
- とにかく切なくて美しい映画。涙が止まりませんでした。主演俳優さんの遺作と知って、さらに胸が熱くなりました。
- イタリアの島の風景と音楽が最高。詩の力で人が変わっていく様子が丁寧に描かれていて、静かな感動に包まれました。
- ストーリーは淡々と進むので、人によっては退屈かも。でも映像と音楽は綺麗で、独特の雰囲気は好きです。
- 言葉の美しさを改めて感じさせてくれる作品。純朴な青年と老詩人の友情がとても素敵でした。心に残る名作です。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督マイケル・ラドフォード
- 主演マッシモ・トロイージ
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閉館寸前の映画館「スプレンドール」。映写技師の青年と館主が辿る、映画への愛と人生が詰まった追憶の物語。
1980年代、イタリアの小さな町。かつては多くの人々で賑わった映画館「スプレンドール」も、時代の波には勝てず、ついに閉館の日。館主のジョルダンは、映写技師のルイジと共に、輝かしい日々を回想する。父から受け継いだ映画館、初めてフィルムを回した日の興奮、数々の名作との出会い、そして観客たちの笑顔。彼の人生そのものであった映画館の歴史。過去と現在が交錯する中、スクリーンに灯る最後の光が照らし出す、映画を愛した人々の記憶と未来への希望。
ネット上の声
- 父と息子が久しぶりに再会し、共に過ごした数時間を描くエットーレ・スコラ監督作品
- 85点 ペペロンチーノで店の質が分かる。
- 父と息子の関係を扱った作品
- 父と息子の「ある一日」
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア
- 時間93分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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閉館寸前の映画館「スプレンドール」。映写技師が愛したスクリーンの光と影、そして人々の思い出が交錯する、映画への愛に満ちた物語。
イタリアの小さな町に佇む映画館「スプレンドール」。時代の波に押され、ついに閉館の日を迎えようとしていた。館主であり映写技師のジョルダンは、最後の上映を前に、この場所で過ごした日々に思いを馳せる。サイレントからトーキーへ、数々の名作を上映し、町の人々の人生に寄り添ってきた日々。スクリーンが映し出す光と影の中で生まれた恋、友情、そして別れ。映画と共に生きた一人の男の人生と、一つの時代の終わりが、ノスタルジックに描かれる。映画の魔法が消える時、彼が見つけたものとは。
ネット上の声
- 人々の心の中で輝く館『スプレンドール座』
- 彼らは《映画》という淡い夢に生きた
- 映画マニアは生き辛いのだ
- イタリアの映画館の一生
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間111分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ