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イタリアの小さな島に亡命した世界的詩人。彼に郵便を届ける純朴な青年が、詩の力で愛と人生を見つける感動の物語。
1950年代、イタリアの小さな島。漁師の息子マリオは、仕事が嫌で郵便配達員に。彼の配達先は、祖国を追われたチリの偉大な詩人パブロ・ネルーダただ一人。初めは遠巻きに見ていたマリオだが、次第にネルーダの人柄に惹かれ、詩の世界に魅了されていく。島の美しい女性ベアトリーチェに恋をしたマリオは、ネルーダに弟子入りし、詩の力で彼女の心を射止めようと奮闘。やがて二人を結ぶ、言葉を超えた深い友情。そして訪れる、運命の別れ。
ネット上の声
- 事前に予習をすると感慨もまた一塩の作品
- 詩的ではかないけれど美しい映画。
- 私にとっては宝物のような作品
- イタリア的魅力に溢れる作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督マイケル・ラドフォード
- 主演マッシモ・トロイージ
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老いた父と成長した息子の久しぶりの再会をあたたかいタッチで描いた一編。イタリアを代表する名優マルチェロ・マストロヤンニ(96年12月死去)と遺作の「イル・ポスティーノ」で死後名声を得たマッシモ・トロイージ(94年6月死去)の唯一の共演作。監督は「マカロニ」「スプレンドール」の名匠エットーレ・スコラ。脚本はスコラとベアトリーチェ・ラッヴァリョーリとシルヴィア・スコラ。製作は「ニルヴァーナ」のヴイットリオ・チェッキ=ゴーリと、マリオ・チェッキ=ゴーリ。撮影は「絶体×絶命」のルチアーノ・トヴォリ。音楽はアルマンド・トロヴァヨーリ。美術はルチアーノ・リッチェリ。編集はレイモンド・クロチアーニ。衣裳はガブリエラ・ペシュッチ。共演は「彼女たちの関係」のアンヌ・パリローほか。
ネット上の声
- 父と息子が久しぶりに再会し、共に過ごした数時間を描くエットーレ・スコラ監督作品
- 85点 ペペロンチーノで店の質が分かる。
- 父と息子の関係を扱った作品
- 父と息子の「ある一日」
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア
- 時間93分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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田舎町にある古びた映画館館主に自作作品には欠かせない存在であるマルチェロ・マストロヤンニを迎え、その映画的回想記をフリッツ・ラングの「メトロポリス」からエルマンノ・オルミの「木靴の樹」まで欧米の境界を超えた名作を引用し、綴った作品。製作はマリオ&ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ、監督、脚本はエットーレ・スコラ、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はマストロヤンニのほか、マッシモ・トロイージ、マリナ・ヴラディほか。
ネット上の声
- 人々の心の中で輝く館『スプレンドール座』
- 彼らは《映画》という淡い夢に生きた
- 映画マニアは生き辛いのだ
- イタリアの映画館の一生
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間111分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ