トロイア戦争のさなかに、薄幸の運命をたどる王女イフゲニアの悲劇を軸に、戦争の無慈悲さ、愛憎の葛藤といった人間の宿業を描く。マイケル・カコヤニス監督がエウリピデスの悲劇『アウリスのイフゲニア』を映画化したもので、「エレクトラ」(61)「トロイアの女」(71)に続くエウリピデス三部作の完結編に当たる。製作はヤヌーラ・ウェークフィールド。脚本・台詞はカコヤニス自身が担当し、「女の叫び」のヨルゴス・アルヴァニティスが撮影を、「トロイアの女」のミキス・テオドラキスが音楽を、「女の叫び」のディオニシス・フォトプーロスが美術・衣装を手掛けている。出演は「エレクトラ」「トロイアの女」にも出ているイレーネ・パパスの他、200人の中から選ばれた13歳のタチアナ・パパモスクー、舞台俳優のコスタ・カザコス、コスタ・カラスなど。
ネット上の声
- タチアナ・パパモスク―
- 遺跡が山ほどある国なので撮影場所が素晴らしいし、衣装や小道具なんかも本当にこんな
- 古代ギリシャの詩人エウリピデスの有名な悲劇の映像化
- [イフゲニアちゃん可愛すぎん?] 60+10点
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国ギリシャ
- 時間127分
- 監督マイケル・カコヤニス
- 主演イレーネ・パパス