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映画製作資金のため銀行強盗を目論む女テロリスト、カルメン。ゴダールが描く、愛と暴力、そして芸術の過激な融合。
現代のパリ。映画監督を目指す叔父を騙り、映画製作資金を得るために銀行強盗を計画する美しきテロリスト、カルメン。仲間と共に銀行を襲撃した彼女は、そこで警備員のジョゼフと運命的に出会う。二人は激しい恋に落ち、共に逃避行へ。しかし、彼らの愛は常に暴力と死の影に付きまとわれる。ベートーヴェンの弦楽四重奏が鳴り響く中、虚構と現実が交錯し、物語は予測不可能な結末へと突き進む。愛の衝動と芸術の創造が火花を散らす、ゴダールの挑発的な映像詩。
ネット上の声
- 「カルメン」になっていく、名前以前の誰か
- 楽しめる人には楽しめるようです
- さっぱりわからなかった。
- 勝手にしやがれ?
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国フランス,スイス
- 時間85分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マルーシュカ・デートメルス
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4人の若い男女の激しい愛憎と心のかけひきを描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはマラン・カルミッツ、製作はジャン・ルイ・ポーチェ、監督は「ラ・ピラート」のジャック・ドワイヨン、脚本・台詞はジャン・フランソワ・ゴイエとドワイヨンの共同、撮影はウィリアム・ルプシャンスキー、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はジャック・ボナフェ、アン・ジゼル・グラスほか。
ネット上の声
- 歪みゆく関係
- 物語の内容が理解し辛くて難解だが、この作品を終始観ていて男女の激しい恋愛物語だと
- ドワイヨン流の『ゲームの規則』かな?とも思うが、もっと単純に『ラ・ピラート』と『
- 嫉妬心、独占欲、愛憎、メンヘラ男の行き過ぎた愛情が生み出す根深い被害妄想、そして
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス,スイス
- 時間90分
- 監督ジャック・ドワイヨン
- 主演ジャック・ボナフェ
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パリを舞台に、映画監督の男と女優の女、そして彼の元恋人が織りなす、愛と嫉妬、創造の苦悩を描くモノクロームの物語。
1980年代のパリ。若き映画監督のポールは、恋人である女優のマリーと新作の準備を進めていた。そこへ現れる、ポールの元恋人クリスティーヌ。過去の記憶と現在の愛が交錯し、三人の関係は静かに揺れ動く。映画製作という創造の現場で、嫉妬、不安、そして愛情が複雑に絡み合う。愛するとは、そして表現するとは何か。モノクロの映像美で綴られる、魂の彷徨の記録。
ネット上の声
- 憧れの異国を旅する
- [映画内外を浮遊する夢] 80点
- 全く静かな映画だった
- 2016年に見たらしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間130分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演ミレーユ・ペリエ
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3年ぶりに訪れたパリ。女優が再会したのは、忘れられない元恋人。舞台と現実が交錯する、大人のための恋物語。
舞台は現代のパリ。イタリア人の女優カミーユは、恋人でもある演出家ウーゴが率いる劇団と共に、3年ぶりにこの街を訪れる。彼女にとってパリは、かつて愛した哲学者ピエールと別れた思い出の場所。過去と向き合うため、カミーユはピエールとの再会を決意。一方、ウーゴは幻の戯曲探しに奔走する。それぞれの探求が、登場人物たちの心をかき乱し、新たな恋の予感と嫉妬を巻き起こす。演劇と現実が絡み合い、彼らの恋の行方は予測不能な展開へ。
ネット上の声
- 横恋慕の環のなかで
- リヴェットも繰り返し演劇的世界の可能性を模索した映画作家ではあるが、究極的に演劇
- 演劇と日常が地続きになり、舞台上で六人の男女(+母親)の空騒ぎがあれよあれよと決
- いくつになっても恋ごころを失わない!!パリを舞台に大人6人のちょっと切なく、とっ
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間155分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演ジャンヌ・バリバール
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エイズによって引き裂かれる男女を軽妙に描いたミュージカル。監督は新鋭オリヴィエ・デュスカレル。脚本・作詞に本作がデビューのジャック・マルティノ。出演は「カップルズ」のヴィルジニー・ルドワイヤン、「カンフー・マスター」のマチュー・ドゥミ、「イザベルの誘惑」のジャック・ボナフェ、「そして僕は恋をする」のドニ・ポダリデスほか。98年ベルリン映画祭正式出品作品。
ミュージカル
- 製作年1997年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督オリヴィエ・デュカステル
- 主演ヴィルジニー・ルドワイヤン
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ファッションデザイナーのアニエスベーが本名のアニエス・トゥルブレ名義で発表した初監督作品。父親からの虐待により心に傷を負った12歳の少女。彼女は学校の遠足で出かけた海辺で、たまたま停まっていた1台のトラックに乗り込んだ。スコットランド人の運転手とフランス人の少女、英語とフランス語で言葉も通じない2人の逃避行が始まった。トラック運転手には「ジダン 神が愛した男」の監督で現代美術家のダグラス・ゴードン。音楽ではソニック・ユースが未発表音源を提供するなど、アニエスベーの友人たちが多数参加。
ネット上の声
- ウォーボーイが出てきます。 日本のお守りもちらっと出てきます。 ト...
- 外/形骸化した公共による欺瞞、内/純真。
- トラック運転手になら言える秘密のこと。
- 行き着く先はどこでも良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間126分
- 監督アニエス・トゥルブレ
- 主演ルー=レリア・デュメールリアック