15年間会わずにいた障害を持つ息子との旅。父と子の間に横たわる空白と、不器用な愛が絆を紡ぐ物語。
現代のイタリア。主人公のジャンニは、15年前に生まれた息子パオロと一度も会わずに生きてきた父親。息子の誕生と同時に妻を亡くし、障害を持つ我が子を育てることから逃げ出した過去。ある日、パオロの治療のため、ドイツ・ベルリンの病院へ付き添うことに。これが二人の初対面。ぎこちない空気のまま始まった旅と共同生活。ジャンニは父親になろうと奮闘するが、二人の心の溝は深い。そんな中、病院で同じ境遇の母親ニコールと出会い、彼は父親であることから逃げてきた自分自身と向き合い始める。旅の終わりに二人が見つけるものとは。
ネット上の声
- 杖を捨てて何故感動したのかよく分かってない
- 俳優3人の最高の演技に心が震えた
- いばらの道にも人生の価値がある
- これは・・・理解度の問題ですね
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間111分
- 監督ジャンニ・アメリオ
- 主演キム・ロッシ・スチュアート