地獄、煉獄、天国。巨匠ゴダールが「戦争と映像」をテーマに描く、三部構成の哲学的映像詩。
映画はダンテの『神曲』になぞらえた三部構成。「第一部 地獄」では、戦争、テロ、処刑など、歴史上のあらゆる暴力の記録映像のモンタージュ。「第二部 煉獄」の舞台は、ボスニア紛争の傷跡が残るサラエボ。ここで開かれる文学会議に招かれたゴダール自身が登場し、イスラエルの女性ジャーナリストやパレスチナの詩人と対話を重ねる。そして「第三部 天国」。そこは湖畔の美しい風景が広がる、アメリカ海兵隊が警備する穏やかな世界。映像と言葉を通して、人間社会の罪と希望を哲学的に問う、思索の旅。
ネット上の声
- これは一体、なんなのだろうか?自分はゴダールを見誤っていたのかもしれない
- 舞台はセルビアじゃなくてサラエヴォです。。。。
- 今もなお、ゴダールの前では絶句します
- ゴダールよりマツジュン!! by嫁
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ナード・デュー