大作品「アルプス嵐」を製作して一躍名監督に列したエリッヒ・フォン・シュトロハイムの第二回監督映画で、原作は氏とド・マイエル男爵夫人の合作。之を氏が自ら脚色監督して完成する社界劇である。主役は「アルプス嵐」「愛と光明」等に出演したサム・ド・グラッス氏し、新顔のユーナ・トレヴェリン嬢。其他「海の長者」等出演のクライド・フィルモアー氏や、「鬼火ロウドン」「悪魔の声」出演の毒婦女優モウド・ジョウジ嬢、「猛襲」出演のメエ・ブッシュ嬢、チャップリン氏の対手からユ社に入って「赤いばら」等に出演したレオ・ホワイト氏等も顔を見せる。巴里を背景とし、男女の三角関係を描いてある。
- 製作年1919年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督エリッヒ・フォン・シュトロハイム
- 主演ユーナ・トラヴェリン