横暴な夫と耐える妻、崩壊寸前の家庭。デンマークの巨匠ドライエルが描く、ある女性の魂の目覚めを描いたサイレント映画の傑作。
1920年代のデンマーク。専業主婦のイーダは、夫ヴィクトルからの絶え間ない暴言と横暴に耐える日々。ある日、ヴィクトルはイーダが大切にしていたミシンを勝手に売却。ついに限界に達したイーダは、家を出る決意。かつての乳母マッズに背中を押され、夫の元を去るイーダ。一人残されたヴィクトルは、初めて自らの過ちと妻への愛の深さに気づく。全てを失った男は変われるのか。ある家族の崩壊と再生の物語。
ネット上の声
- 100年前の「アンチ亭主関白」教育映画。結婚する若者♂全てに鑑賞を義務化してはどうか?
- ハラスメントに敏感な現代にこそ通じる普遍的なテーマ、封建的な暴君である夫に尽くす
- フランセン家の主人ヴィクトルは、家の中で暴君のように振る舞い、家事や育児で働きづ
- ドライヤーのサイレント
ヒューマンドラマ
- 製作年1925年
- 製作国デンマーク
- 時間107分
- 監督カール・テオドール・ドライエル
- 主演ヨハネス・マイヤー