「ローズマリーの赤ちゃん」などの個性派俳優として知られ、後に「ニューヨーク・インディペンデント映画の父」と称され多くの映画作家たちに影響を及ぼすことになるジョン・カサベテスの記念すべき監督第1作。
マンハッタンで暮らす白人と黒人の血を引く3兄弟が、白人社会の中でそれぞれ葛藤を抱えながら日常を生きる姿を描く。オールロケと台本なしの即興演出で俳優たちの揺れ動く感情やリアルな表情を捉え、映画の新しい方向性を示した。
音楽は大のジャズ好きだったカサベテスが依頼した、ジャズミュージシャンのチャールズ・ミンガスの即興演奏による。
ネット上の声
- 人種の坩堝、ニューヨークの雑踏を行き交う人々の姿をドキュメンタリータッチで捉える
- 1959年NY、若者の生態、苦悩を活写
- 都市の匂い、そこに生きる若者たち
- 即興演出によるリアルな空気感
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演レリア・ゴルドーニ