日本初の国産TVアニメーションとして1963年に放映が始まった「鉄腕アトム」の音響デザイナー・大野松雄に迫るドキュメンタリー。大野は、50年代に生まれたばかりの電子音楽の技術を駆使し、アトムが歩く際の独特の足音など「鉄腕アトム」で描かれる未来世界の音を作り出していく。そのひらめきは周囲をうならせるときもあれば、原作者の手塚治虫ともめることもあった。そんな大野の生き様と与えた影響を紐解く。監督は「パビリオン山椒魚」「乱暴と待機」の冨永昌敬。
ネット上の声
- “音響効果”とその功績者にスポットを当てた非常に興味深い一見の価値ある作品
- その筋の知り合いが結構観に来てた...
- このところ毎日泣きながらレイ・ハラカミ特集のユリイカを読んでいるので生前の彼の姿
- イメージも果てしない0から生みだす創作のなかで、なんというか.. ある境地に辿り
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督冨永昌敬
- 主演大野松雄