-
名匠・成瀬巳喜男監督が、戦後の下町を舞台に庶民の日常を温かいまなざしでつづった家族ドラマ。全国児童つづり方集「おかあさん」をもとに、名脚本家・水木洋子が脚色した。戦災で家業のクリーニング店を失った福原家は、父が工場の守衛、母が露店の飴売り、長女も今川焼を売り、苦労の末にようやく店を再開させる。病に伏せていた長男は亡くなったが、父の弟子・木村が店を手伝ってくれることに。そんな矢先、父が他界してしまう。母は2人の娘と幼い甥を抱え、木村の手ほどきを受けながら必死に店を切り盛りしていく。母を田中絹代、長女を香川京子が演じた。
ネット上の声
- 成瀬巳喜男監督の代表作は、本作3年後の1955年の「浮雲」とされるようですが、本作こそ代表作にふさわしい作品と思います 大好きな作品です
- 苦労を重ねながら堅実に生きる、そんな日本のおかあさんの実像を描く成瀬演出の確かさと美しさ
- 成瀬監督が描く、“我慢”の世界が心を打つ
- 加東大介 まさに此の役 面目絶妙
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演田中絹代
-
「「キャンパス110番」より 学生野郎と娘たち」の山内久のオリジナル・シナリオを「にあんちゃん」の今村昌平が監督したもので、基地を背景にした人間喜劇。撮影は「俺の血が騒ぐ」の姫田真佐久。
ネット上の声
- 前半ちんぴらヤクザもの後半パニックホラー
- 題名の豚と軍艦とは何を意味しているのか
- 厳況を打破する情熱・純愛・パワー!
- やっとみれた「幻の名画」でした、、、
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督今村昌平
- 主演長門裕之
-
東京新聞に連載した菊村到の原作を「静かな脱獄者」の池田一朗と中平康が共同で脚色し、「地図のない町」の中平康が監督した明朗篇。撮影は「疾風小僧」の岩佐一泉。
ネット上の声
- 美人のメガネが正義なわけ
- 瑞々しい演出
- 愛すべき小品
- 面白いです
恋愛、 コメディ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中平康
- 主演石原裕次郎
-
日活入社第一回の坂上静翁の製作になるもので、伊藤永之介の原作を「女人の館」の井手俊郎が脚色し、「母の初恋」の久松静児が監督に当る。撮影は「壮烈神風特攻隊」の姫田真佐久。出演者は日活初出演の森繁久彌、「女人の館」の三國連太郎、「近松物語」の十朱久雄、「忠臣蔵(1954)」の三島雅夫のほか杉村春子、織田政雄、小田切みき、伊藤雄之助、東野英治郎、沢村貞子、飯田蝶子など。
ネット上の声
- 「田舎警察・人情派」〜天才子役の名演に涙
- 若き日の宍戸錠、三國連太郎 等が 出演。
- それにしても、いい警察署、いい警察官
- 戦後間も無い地方都市の悲喜こもごも
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督久松静児
- 主演三島雅夫
-
パトリック・クェンティンの原作を「酔いどれ波止場」の新藤兼人が脚色し、「赤い天使」の増村保造が監督した風俗もの。撮影は「兵隊やくざ 俺にまかせろ」の宗川信夫。
ネット上の声
- 若尾文子と岡田茉莉子、絶頂期の二人
- 和風美人と洋風美人
- 増村保造監督作品
- 一人の男性を愛する対照的な二人の女性の生き様や運命の皮肉を描いた、増村保造監督の
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
「剣豪二刀流」の中山丈夫が脚本を執筆、「旗本退屈男 謎の紅蓮塔」の松田定次が監督する明朗時代劇。同じく「旗本退屈男 謎の紅蓮塔」の川崎新太郎が撮影を担当する。主な出演者は「恋染め浪人」の大友柳太朗、「海賊奉行」の長谷川裕見子、「喧嘩社員」の中原ひとみ、ほかに田崎潤、志村喬、薄田研二、進藤英太郎など。
ネット上の声
- これぞ日本映画シネマスコープ第1号!!
- これは素晴らしい!
- 主人公は若殿で、アウトローでもないし、アナキズムの要素も一切なくて、自分の特別好
- めちゃくちゃ好きなタイプのロマンティック・コメディに豪華なスタジオセットと上質な
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督松田定次
- 主演大友柳太朗
-
伊藤永之介の原作を「月夜の傘」のトリオ、井手俊郎が脚色、久松静児が監督、姫田真佐久が撮影を担当した。主なる出演者は「未成年」の伊藤雄之助、安部徹、芦川いづみ、「続・薩摩飛脚」の三島雅夫、「江戸一寸の虫」の三國連太郎、新珠三千代、「朝霧(1955)」の左卜全など。
ネット上の声
- 随分民家の近くを奔るSLだなあ~
- 前作よりもとっちらかってた。
- 久松静児監督作品!
- 前作と関係ないのは良いとして、牧歌的な作風なのに妊娠だの自殺だの、発生するイベン
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督久松静児
- 主演三島雅夫
-
山上伊太郎の原案を「大阪物語」の依田義賢が脚色、「浪人街(1957)」のマキノ雅弘が監督した異色時代劇。かつて同じマキノ雅弘が映画化、今回は二度目である。撮影は「抜打ち浪人」の伊藤武夫。主演は「抜打ち浪人」の大友柳太朗、「さよなら港」の堀雄二、「ふたり大名」の千原しのぶ。ほかに風見章子、徳大寺伸、杉狂児など。
ネット上の声
- 大友柳太朗のブッ壊れぶり
- 最後のシーンが見もの
- 大友先生、発狂す!
- 武士と庶民の価値観
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督マキノ雅弘
- 主演大友柳太朗
-
高畑勲監督が東映動画時代の1968年に手がけた長編デビュー作。深沢一夫による人形劇の戯曲「春楡の上に太陽」を原案に、太陽の剣を託された勇敢な少年ホルスが悪魔に立ち向かう姿を描く。人里離れた自然の中で父と暮らす少年ホルスは、狼の群れに襲われたところを岩男モーグに助けられ、モーグの肩に刺さっていた太陽の剣を譲り受ける。父を亡くしたホルスは遺言に従い、人々が暮らす村を目指して旅に出るが、その途中で恐ろしい悪魔グルンワルドに捕らえられ、崖から突き落とされてしまう。村に流れ着いたホルスは村人たちを悩ませていた大カマスを退治し、一躍村の英雄となる。ある日、廃墟の村で孤独な少女ヒルダと出会ったホルスは、彼女を村に連れて帰るが……。場面設計・美術設計・原画を宮崎駿、作画監督を大塚康生、原画を森康二が担当。1968年夏の「東映まんがパレード(東映まんがまつり)」の1編として公開された。
ネット上の声
- 高畑・宮崎コンビ最高作品、超美形ヒルダ。
- 高畑・宮崎ふたりの「出発点にして訣別点」
- ♪むかしむかし、かみさまが言いました〜
- 当時としてはスゴかっただろうが
アニメ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督---
- 主演平幹二朗
-
ネット上の声
- 確かに下山事件には謎が多いよなあ~
- くたびれた宇野重吉のセクシーさとか色々あった気がするけど、寄せては返す波のような
- サンドイッチマン(古ッ 笑)の小市民 宇野重吉は犯罪被害者に似ていたために事件に
- "ロクちゃん"・"ツルっぺ"と呼び合う仲良し宇野重吉・中北千枝子夫妻かわいい
サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督鈴木英夫
- 主演宇野重吉
-
南条範夫の原作を、「柳生武芸帳 片目の忍者」の高田宏治が脚色、「右京之介巡察記」の長谷川安人が監督した時代劇。撮影もコンビのわし尾元也。
ネット上の声
- 東映チャンネルで『右京之介巡察記』を無料放送していたが、続編の本作は放送されない
- 父の冤罪を晴らそうと、悪の手から、父の「巡回覚書」を奪い返そうとする京之介
- 前作『紫右京之介巡察記』の後編にして復讐編
- う~む、敵方である内田良平の
時代劇
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督長谷川安人
- 主演大川橋蔵
-
「一匹狼(1960)」の滝口速太の脚本を、「拳銃無頼帖 不敵に笑う男」の野口博志が監督した赤木圭一郎のアクション・ドラマ。撮影は「俺は流れ星」の永塚一栄。
ネット上の声
- タイトルやスチールから「赤木圭一郎主演の性典ものかな❤」という連想を抱いていたの
- アルバイト中に他人と間違われ殺されそうになった大学生が、漂流中に金持ち令嬢の船に
- まず、この年代の作品のなかでも、画質がめちゃくちゃ良くて快適でした
- ルネ・クレマンの「太陽がいっぱい」に絵面寄せすぎ!
アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督野口博志
- 主演赤木圭一郎
-
春秋プロ第一回作品。「混血児」「ひろしま」のコンビ八木保太郎(日の果て)と関川秀雄が原作構成、監督をそれぞれ担当している。脚本も「混血児」の片岡薫。撮影は浦島進である。出演者は「女の園」の望月優子、「秩父水滸伝」の三島雅夫、「旗本退屈男 どくろ屋敷」の東野英治郎、「ひろしま」の月田昌也、「蟹工船」の中原早苗のほか、俳優座の岸輝子、阿部寿美子、前進座の松山英太郎など劇壇人が出演している。
ネット上の声
- 米軍基地ができたことにより生活が狂わされて行く農民たちの姿を、米軍向けキャバレー
- 朝鮮戦争に出征した米兵の休息施設が建ったことで古都・奈良に突然横須賀よろしく「西
- ここまで直接的な日米安保反対の映画がつくられていたことに驚く
- 葬列のうしろで漏れ出るキャバレーの騒然たる音楽
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督関川秀雄
- 主演望月優子
-
1968年、東京・府中で実際に起こった「3億円事件」の犯人が18歳の女子高生だったらという大胆な仮定をもとに、その女子高生の初恋の思い出を描いた宮崎あおい主演の青春ドラマ。監督は、林海象などの助監督を務めた後に「tokyo skin」(96)を発表し、それ以来の長編となる塙幸成。共演に小出恵介、宮崎将、小嶺麗奈、藤村俊二ら。
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督村山知義
- 主演滝沢修