終戦後、B級戦犯として裁かれる元陸軍中将。部下を守り、日本の誇りのため、彼は法廷で「責任は全て自分にある」と主張する。
太平洋戦争終結直後の日本。元東海軍管区司令官・岡田資陸軍中将は、米軍捕虜の処刑を命じた責任者としてB級戦犯容疑で逮捕される。部下への責任転嫁を一切拒み、「全ての責任は司令官である自分にある」と主張。連合国側が主導する軍事法廷で、弁護人もつけず、通訳のみを介して自らの正当性を訴え続ける。それは、処刑が戦時国際法に則った正当な行為であったことの証明であり、一人の軍人としての誇りをかけた闘い。死刑判決が濃厚となる中、彼が未来の日本人に遺そうとした「遺言」とは何か。魂の法廷闘争の記録。
ネット上の声
- 素晴らしかった《藤田まこと》の、心の演技
- 私たちは学校で何を教わってきたのだろうか
- “描かなかった”のか“描けなかった”のか
- 最上の映画。ゆえの心配もありますが…
裁判・法廷、 戦争、 実話
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督小泉堯史
- 主演藤田まこと