全5作品。岸部シローが出演した映画ランキング

ドヤ街に生きる一人の少年が、ボクシングと宿命のライバルに出会い、燃え尽きるまで闘う魂の物語。

舞台は昭和40年代、東京の下町。天涯孤独の不良少年、矢吹丈。喧嘩に明け暮れる彼に、元ボクサーの丹下段平は天性の才能を見出す。しかし丈は問題を起こし少年院へ。そこで後の宿命のライバル、力石徹と運命的な出会いを果たす。力石を倒すことだけを胸に、過酷なトレーニングに耐える丈。プロの世界へ飛び込み、数々の強敵との死闘。彼の拳に宿る野性と、力石への執念がリングの上で爆発する。そしてついに訪れる、宿命のライバルとの決戦のゴング。全てを懸けた二人の男の、壮絶な闘いの記録。

家出した一人の娘が、ダルマ船にまぎれ込んで来たためにまき起こる騒動を、歌と笑いで描く。脚本は「蒼ざめた日曜日」の田波靖男と、馬嶋満、監督は「喜劇　男の子守唄」の前田陽一、撮影も同作の竹内博がそれぞれ担当。

全国を股にかけてだましまくる四人のサギ師と、彼らを追う元刑事との知恵比べを描く喜劇。原作は山本一夫の『狸の代紋』。脚本は小林一邦、西川常三郎、「涙のあとから微笑みが」の田波靖男、監督は脚本も執筆している「ゴジラ対メカゴジラ」の福田純、撮影も同作の逢沢譲がそれぞれ担当。