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1970年代ハンブルク。死を意識した額縁職人が謎のアメリカ人に導かれ、暗殺者へと変貌するフィルム・ノワール。
舞台は1970年代のドイツ、ハンブルク。額縁職人として静かに暮らすジョナサン・ジマーマン。彼は自身が不治の病に侵され、余命わずかだと信じ込む日々。そんな彼の前に現れた、トム・リプリーと名乗る謎のアメリカ人。リプリーは巧妙な噂でジョナサンを精神的に追い詰め、家族に財産を残すため、高額な報酬と引き換えに暗殺依頼を引き受けるよう誘惑。平凡な職人だった男が、見知らぬ男の言葉に操られ、危険な裏社会へと足を踏み入れる決断。その先に待つ、友情とも裏切りともつかない奇妙な関係の結末。
ネット上の声
- 【ヴィム・ヴェンダース監督が迷走するなか、世に出した逸品。】
- 【ロードムービー三部作の次/再び欧州とアメリカの融合】
- ハンブルクのカーボーイ
- ヴェンダースの友情
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1977年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間126分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演デニス・ホッパー
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妻殺しの濡れ衣を着せられた男。無実を証明するため、彼は妻が隠した秘密とパリの裏社会の闇に足を踏み入れるフィルム・ノワール。
パリの裕福な出版業者シャルル・アリノー。ある夜、彼が帰宅すると、不貞を働いていた妻が殺害されていた。現場の状況から、警察はシャルルを第一容疑者として追及。絶体絶命の窮地に立たされた彼は、自らの手で真犯人を見つけ出すことを決意。妻の隠された過去を追ううちに、彼は上流社会の偽善や、恐喝が渦巻く危険な裏の世界へと引きずり込まれていく。誰もが怪しく、誰も信じられない状況。果たして彼は、自らの無実を証明し、真実を突き止めることができるのか。
ネット上の声
- 古きパリの下町風情あふれるサスペンス
- 古い映画といってあなどれませんよ
- 純情のウラが見えすぎて
- ワンちゃん大活躍!
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間114分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ジャン・ギャバン
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田舎から受験のために上京した純情な青年と、都会育ちの青年を主人公に、恋愛をめぐって傷つきやすい青年期の心理を描いたドラマ。脚本・監督ともにフランス映画界の新進クロード・シャブロル。撮影は「恋人たち」のアンリ・ドカエ、音楽はポール・ミスラキが担当。出演は「殺意の瞬間(1956)」のジェラール・ブラン、新人ジャン・クロード・ブリアリ、映画初出演のジュリエット・メニエル、クロード・セルヴァル、ミシェル・メリッツ等。製作クロード・シャブロル。
ネット上の声
- クロード•シャブロル監督の長編2作目で、ヌーヴェルヴァーグの代表作の1本とされて
- 情熱=熱病?ばか騒ぎから学ぶ人生とは何?
- 真面目に生きていく空しさと虚脱感を感じる
- できる人できない人
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演ジェラール・ブラン
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都会から故郷へ戻った男が見たのは、親友の変わり果てた姿。ヌーヴェルヴァーグの記念碑的作品。
病気療養のため、都会から故郷の寂れた村へ戻ってきた青年フランソワ。そこで彼が再会したのは、かつて村一番の美青年だった親友セルジュの、酒に溺れ荒んだ姿。愛する我が子を失い、絶望に沈むセルジュを救おうとフランソワは奔走するが、村の閉塞感とセルジュ自身の頑なな心が、その前に立ちはだかる。友情の再生をかけた、魂の救済の物語。
ネット上の声
- 閉そく感が漂う田舎町が舞台の人間ドラマ!
- 静養しに来たはずなんですが・・・。
- 伝説の映画であるが、意外に普通の話
- これは、再生の物語です
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演ジェラール・ブラン
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南フランスの夏、美しい女性とその恋人の姿を、好奇心と嫉妬の眼差しで追いかける少年たちの、甘くほろ苦いひと夏の恋物語。
1957年、南フランスのニーム。夏の日差しが照りつける中、5人の少年グループ「いたずらっ子たち」は、村一番の美女ベルナデットに夢中。彼女が恋人ジェラールと愛を育む様子を、少年たちは憧れと嫉妬が入り混じった複雑な感情で盗み見る。純粋な好奇心は次第にエスカレートし、二人のデートを邪魔するいたずらを仕掛けるように。大人への階段を上り始める少年たちの、無邪気で少し残酷なひと夏の経験を描く、切ない青春の一篇。
ネット上の声
- 短編処女作〜トリュフォーの才能を垣間見る
- 「大人は判ってくれない」の前に見てほしい
- ベルナデット・ラフォンが亡くなった
- 人生のほんの一瞬のできごと
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ベルナデット・ラフォン
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戦後実在したイタリアの兇賊の半生を映画化したドラマ。ルチアーノ・ヴィンセンツォーニの原案をヴィンチェンツォーニ、ウーゴ・ピッロ、カルロ・リッツァーニの三人が共同で脚色。監督は「白い道」のカルロ・リッツァーニ。撮影担当は「刑事」のレオニダ・バルボーニと「バレン」のアルド・トンティ。音楽を受けもったのはピエロ・ピッチオーニ。出演するのは「いとこ同志」のジェラール・ブラン、「狂った夜」のアンナ・マリア・フェルレーロ、ベルナール・ブリエなど。製作はディノ・デ・ラウレンティス。
- 製作年1960年
- 製作国イタリア
- 時間100分
- 監督カルロ・リッツァーニ
- 主演ジェラール・ブラン
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部屋を出ていく恋人を引き留めるため、男が放つ言葉の弾丸。ゴダール初期の、饒舌な恋愛狂騒劇。
パリの小さなアパルトマン。恋人のシャルロットが、歯ブラシを取りに部屋へ戻ってきた。彼女は彼、ジュールのもとを去る決意。それを阻止すべく、ジュールはマシンガンのような一方的な独白を開始。甘い言葉、脅し、哲学的な屁理屈。あらゆる言葉を駆使して彼女の気を引こうとするが、シャルロットはほとんど無言。部屋に響くのは、空回りする男の言葉だけ。愛の終わりを前にした男女の、滑稽でどこか切ないコミュニケーションの不全。言葉は愛を繋ぎとめることができるのか。その結末やいかに。
ネット上の声
- やばい勢いでベルモンドが喋りまくる(でもかっこいい〜😭)軽やかさ最高だしラストの
- 毎度のことですがどうしてベルモントはこんなにけちでせこくてみみっちいクソ男が似合
- 最高!(笑)たったの13分がえらく長く感じるがラストでどうでもよくなる完璧な短編
- 若いジャン=ポール・ベルモンドが主演、声をアフレコでゴダールがあてている
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間13分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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エンニオ・デ・コンチーニ、フランチェスコ・マゼリ、アジェオ・サヴィオーリ、アルベルト・モラヴィア共作の脚本をフランチェスコ・マゼリが監督した作品。撮影はジャンニ・ディ・ヴェナンツォ。音楽はジョヴァンニ・フスコ。出演しているのはクラウディア・カルディナーレ、ジェラール・ブランら。製作フランコ・クリスタルディ。
ネット上の声
- 戦後イタリア貴族の実情は…
- 発掘良品を観る #557
- ①『太陽の誘惑』の「太陽」はこの映画に登場するブルジョワ上流階級の二代目たちで、
- マジかよと呟きたくなるほどの退屈さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督フランチェスコ・マゼッリ
- 主演ジェラール・ブラン
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アダルベルト・アルベルティーニ、セルジオ・ベルゴンツェリ、「さすらいの一匹狼」のヴィクター・アーツの脚本を、本邦初登場のセルジオ・ベルゴンツェリが脚本ととも監督にもあたったアクション篇。撮影はエロイ・メラ、音楽は「ミネソタ無頼」のピエロ・ピッチオーニが担当した。出演は「続・殺しのテクニック 人間標的」のフレッド・バー、「奇襲戦隊」のジェラール・ブランほか。製作はフランコ・ファンファーニ。イーストマンカラー、ニュースコープ。
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間83分
- 監督セルジオ・ベルゴンゼリ
- 主演フレッド・ベア
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フェリシアン・マルソーの舞台劇を原作にロベール・トマが脚色・監督した。撮影はロジェ・ユベール、音楽はレイモン・ル・セネシャルが担当。出演は「マンハッタンの哀愁」のアニー・ジラルド、「ハタリ!」のジェラール・ブラン、「スエーデンの城」のジャン・クロード・ブリアリのほかマリー・ベル、ベルナール・ブリエなど。製作はアンドレ・アキム。
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ロベール・トーマ
- 主演マリー・ベル